自分らしく稼いでいる起業家が教える不都合な真実

2022年10月1日 2022年9月30日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「自分らしく稼いでいる起業家が教える不都合な真実」です。

「自分らしく稼げる人になりたいんです！」
「私らしく生きていきたいなら起業しかないと思うのです」
「自分らしいビジネスをしたいのです」

私たちのもとには、このようなご相談で訪れてくる方もいらっしゃいます。

そのような人に対して、いつも守護霊が言われるのは「その考え方であれば、まだ起業するタイミングでは無い」と言われます。

なぜなのでしょうか？

確かに、せっかく起業するのであれば、「自分らしく稼ぎたい」というのは誰もが思うところです。

しかし、現実的には、起業して「自分らしく稼げている人」は、ごくごく一部の限られた人であるというのが真実です。

もちろん、「自分らしく稼ぐ」ということ、そして、「自分らしく生きる」ということは、とても大切な考え方です。

しかし、SNSやネット広告などにみられる「自分らしく稼ぐのは簡単！」というミスリードともいえるようなキャッチコピーに対して疑問を感じています。

いまSNS上には、そんな情報や言葉が氾濫しています。

「あなたも自分らしく投資で稼げる！」
「あなたらしい自分を送るために起業しよう！」
「ありのままだからこそ稼げる」

こんな言葉が溢れています。

新型コロナ渦になり世界情勢も不安定、インフレも進んでいるこの世界で、不安を感じている人が多いのは理解できます。

だからこそ、「自分らしさ」という耳障りがいい言葉が流行るのも分からなくはないです。

しかし、実際にそれを鵜呑みにして、会社を辞めて起業し、さらに苦境に立たされてしまった人がいるのも事実としてあります。

それはそうです。

「簡単に」「誰でも」「ラクして」という言葉につられて、努力しなくても「自分らしく稼げる」と信じて起業した人は、覚悟がないまま起業しています。

「起業をなめたらアカン」と言いたいところです。

自分らしく稼げている起業家というのは、覚悟を決めて、努力をしてきたからこそ、そのようになれているのです。

そして、そのような起業家になるためには、必ず犠牲を伴うというのが事実です。

それは、自由な時間がなくなるということかもしれませんし、稼げるまでは質素倹約な生活を送るということかもしれません。

「自分らしく稼ぐようになりたい」

“でも”

「ラクしたい」

このような考え方で起業をしたら、自分らしく稼げるようになれるわけがありません。

そして、これもお伝えしたい事なのですが、自分らしく稼げている起業家というのは、ご自身では「自分らしく」とは言いません。

そうではなく、口々に言われるのは、このような言葉です。

「もっとお客様に喜んでもらうにはどうしたらいいのか？」
「もっとお客様に価値あるものを提供したい」
「もっとお客様に幸せになってもらいたい」

これです。
こうなのです。

そもそもフォーカスしている場所が違うのです。

「自分らしく」ではなく、「お客様への価値提供」にフォーカスしているのです。

ここがポイントです。

当然、価値があれば、お客様はあなたにお金を払って商品を買います。
反面、まったく価値を感じなければ見向きもしません。

つまり、起業するには「自分らしく」という考え方は不要であるということなのです。

そうではなく、絶対的に必要なのは「お客様への価値提供」です。

だからこそ、ビジネスをするのに自分のことばかり考えている人は、起業に向いていません。

お客様の求めるものを提供し、その対価としてお金を受け取るのがビジネスです。

「自分らしく稼ぎたい」というのは、結果として、そうなっただけであって、最初から目指すものではありません。

これが真実なのです。

あなたはお客様にどのような価値が提供できるでしょうか？

そもそも、あなたのお客様は誰なのでしょうか？

そのお客様の悩みや課題を知っていますか？

そして、その悩みや課題を、あなたは解決できるでしょうか？

「自分らしさ」よりも、この考え方が大事です。

あなたがフォーカスするべきは「自分らしさ」ではありません。

「お客様への価値提供」です。

どうか、そこに氣がついてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。