ビジネスは言葉でつくられている

2022年11月18日 2022年11月17日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「ビジネスは言葉でつくられている」です。

あなたに質問があります。

あなたは誰の何の悩みを解決するプロでしょうか？

「私は女性のキレイをサポートする美容師ですね」
「僕はビジネスマンが抱える未病の悩みを解決する漢方医です」
「俺は中小企業経営者のDX化をアドバイスするITコンサルタントですね」

このように分かりやすい言葉で、あなた自身の定義ができていると、相手に伝わりやすくなります。

そして、伝わりやすいということは、その相手に選ばれるということに繋がります。

つまり、ビジネスとは「言葉」でつくられているということがいえます。

その言葉が、そのままビジネスになっているのです。

あなたが起業家であり、経営者なのだとしたら、特に、この言葉にはこだわりたいところです。

なぜなら、その言葉によって、相手に与える印象は変わるからです。

私はコンサルタントです。
私は占い師です。
私はカウンセラーです。
私はコーチです。
私は講師です。

このように、どの言葉を使うかを決めているのは、あなた自身です。

あたりまえですが、「私はカウンセラーです」と名乗っておきながら、占い師をやる人はいないものです。

そして、その逆も然りです。

普通に考えて、カウンセラーに対して「占いをお願いしたい」というお客様はいません。

カウンセラーと名乗ったら、当然、お客様から依頼されるのは「カウンセリング」です。

占い師と名乗ったら「占い」の依頼です。

「そりゃ、当たり前だよね」

確かにその通りです。

しかし、これが、きちんとできているかどうかは、話が別です。

実のところ、これができていない起業家は、意外にも少なくありません。

あなたはいかがでしょうか？

繰り返しになりますが、ビジネスとは、あなたが使っている言葉が、そのままビジネスになっています。

つまり、あなたが何のビジネスをやっているのか、それを相手に分かりやすく伝えるためには、きちんと言語化してないと難しいということです。

そうでなければ、相手に理解されず、選ばれることはありません。

相手に理解されるように、あなたが「誰のために」「どんな課題を解決できる」「何の分野」のプロなのかを、きちんと表現することが大切です。

あなたが「〇〇のプロ」と名乗ったら、その瞬間から「プロ」です。

「プロ」としての責任が生じます。

だからこそ、プロとしての自分を表現する「言葉」は、とても重要なのです。

誰の何の課題を解決する何を提供するプロなのか？

これを決めることです。

決めることで、顔つきが変わります。
態度が変わります。
言葉が変わります。

そして、エネルギーが変わります。

このようにビジネスとは、「言葉」によってつくられているのです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。