成功した起業家は成功することを前提に準備をしている

2022年2月10日 2022年2月13日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「成功した起業家は成功することを前提に準備をしている」というお話です。

多くの起業家は、起業直後は「自分は成功できる」と考えています。

ものすごくやる氣に満ち溢れて、「自分はできる」と思っている状態です。

ところが、しばらくすると、その想いというものが徐々に薄くなっていき、無難な方向に転じていきます。

そして、同時にこんな想いに変化をしていきます。

「凡人の自分には、成功するなんて難しい」
「このくらいで十分だろう」
「ここまで、できたんだから、いいと思う」

このように悪い意味で妥協をするようになります。

そして、成功することを前提に準備をするのではなく、失敗をしないように準備をするようになっていきます。

そして、氣がつけば、また会社員へと戻っていく・・・。

起業から1年後の生存率は、72％という統計数値があります。

つまり、起業した人が10人いたとしたら、その内の3人は1年で廃業してしまうという現実があるということです。

そして、起業後3年では、どうなのかとういうと、生存率は50％です。

半分の起業家が諦めて、廃業していくのです。

では、なぜ、そうなってしまうのでしょうか？

成功した起業家は、このように言われます。

「成功することを前提に準備をしていない人は成功できない」

これが、どういうことなのか、あなたには分かるでしょうか？

たとえば、現在では、毎回、数十人～百人ものお客様が集まるセミナーを主催する超人氣セミナー講師の佐藤さん（仮称）という方がおられます。

いまでこそ、人氣セミナー講師の佐藤さんですが、起業した当初はというと、参加人数たった1人のセミナーから始まっています。

当時の佐藤さんは、たとえ参加者がたった１人であったとしても、全力でセミナーを行っていました。

しかも、最初の半年間は、参加者１人～数名でのセミナー開催が続いていたそうです。

この状態が半年も続いたら、あなただったらどうでしょうか？

「自分にはセミナー講師は向いていないのではないか？」

このように悲観的に考え、悩んでいたとしてもおかしくありません。

しかし、佐藤さんは違いました。

「自分は絶対にセミナー講師として成功する」

このような確固たる決意を持っていたのです。

そして、「成功する」ことを前提に、準備をされていたのです。

たとえセミナー参加者が1人だったとしても、身なりや服装をいつも整えて、資料や名刺も印刷会社に依頼して、しっかりと準備をされていました。

セミナー会場も、起業当初のセミナー講師として、少しランクが高そうな場所をいつも借りて、開催をしていたそうです。

経営者や起業家の方々が大勢参加されても、大丈夫なように準備をされていたのです。

そして、もちろん、セミナーの中身やクオリティについても同様です。

このように、成功することを前提に準備をされていたのです。

そして、起業してから１年を過ぎた頃からでしょうか。

セミナーに参加者も2桁台になり、３年後には、大勢の経営者や起業家の方々が参加をする人氣セミナーになりました。

佐藤さんはこのようにして現在のセミナー講師として成功を収めたのです。

先ほどの成功した起業家が言うように「成功することを前提に準備をしていない人は成功できない」ということをストイックなまでに進めてきた結果です。

成功することを前提に準備をする。
そしてして行動することで、すでに成功した時のエネルギーを持つことは可能です。

いずれ、そのエネルギーに合ったものを引き寄せることは可能なのです。

しかし、一点、大事なことをお伝えしておきます。

この世界はタイムラグがあります。

大事なので繰り返します。

この世界にはタイムラグがあるのです。

残念ながら、この世界には、エネルギーに見合う現実がやってくるのに時間がかかるという法則があるのです。

このタイムラグというものを知らないがあまり、あともうちょっとで現実化するというところで、多くの人が諦めてしまうのです。

非常に勿体ないことです。

成功した起業家は、このことを知っています。

だからこそ、成功を前提に準備をすることを奨めているのです。

「この世界にはタイムラグがある」

このことを、ぜひ、覚えておいてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。