成果を出している起業家は自分事として考える

2022年4月27日 2022年4月26日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「成果を出している起業家は自分事として考える」というお話です。

私は基本的にテレビを観ないのですが、世の中の動静を把握する為に、有料配信サービスなどの会員向け情報やニュースを収集するようにしております。

なんで無料では無くて有料なのか？

それは、情報を制する者はビジネスを制すという格言を自身の価値観にしているからです。

無料で必要な情報を収集しようとすると、手間と時間がかかります。

つまり時短の為に、そういったサービスを活用しているのです。

そのように収集した情報をチェックする中で、時事ネタなどの話題になっていることに対して、ついつい「自分事」として考えていたりします。

「もし自分だったら、その状態におかれたら、どうするだろうか？」

そんな感じで自分事に置き換えて考えるクセがあります。

とあるとき、成功した起業家の人と、そんな話になったときに言われたことがあります。

「実は私も同じなんですよ。明日は我が身と考えて、そのニュースの記事から学ぶことができますからね。実はそうやってシミュレーションを事前にしておくことで、実際にリスク回避になったことがたくさんありますし、その逆にチャンスを掴んだこともあります。あー、これはあの時にみたニュース記事のパターンだなということが分かるようになるんです」

このように成功した起業家は、たとえニュース記事からでも、自分事として学び、未来予測に役立て、自身のビジネスに関連付けているのです。

裏を返せば、成果を出せない起業家というのは、自分のビジネス以外の情報には無関心で、広い視点で世の中をみようとはしていないものです。

何事からも学べるということを知らないのです。

つまり、学ぶ姿勢が希薄であるということです。

たとえば、人との会話においてもその傾向が顕著にあらわれます。

自分のビジネスとは直接関係のない会話には入ろうとはせず、雑談は無意味で、ムダな時間と捉えています。

しかし、実のところ、ビジネスが始まるのは、雑談がきっかけとなることが多々あります。

世界的な大ベストセラーである「人を動かす」の著者、デール・カーネギー氏は同著の中で「雑談を厭うな」と語っています。

一見すると無意味に思える雑談の中から、ビジネスは生まれていると言われています。

事実として雑談をよくする起業家は、人間関係が良好になりやすいですし、雑談がきっかけとなって、ご紹介や口コミといった多くのチャンスを引き寄せています。

反面、雑談をムダと考える起業家は、人間関係を築くことが難しく、チャンスに巡り合うことが少ない傾向にあります。

ビジネスとは、人と人との関係から成り立っています。

目の前にいる人や世間の出来事に関心を持ち、興味を持つことで、チャンスを引き寄せることはできる、ということに氣がついてください。

そのためには、どのような事でも自分事として考える習慣を持つことです。

成果を出している起業家は、自分事として考える習慣を持っています。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。