ビジネスで大切なのはストーリーを語ること

2023年11月6日 2023年11月5日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「ビジネスで大切なのはストーリーを語ること」です。

「卓越した経営者には、物語、歴史、市場での実績がある。彼らの成功は、それらをいかにうまく伝えるかにかかっている。あなたは、自分がなぜその市場に存在しているのかを知ってもらわなければならない」
ジェイ・エイブラハム

あなたは店舗経営をしているでしょうか？

私たちのもとには、店舗経営をしている社長も相談におみえになります。

このお話は私の知人である和菓子職人の佐藤さん（仮称）の事例です。

佐藤さんは、父親の代から引き継いだ小さな和菓子店を経営していました。

しかし、経営を引き継いだものの、佐藤さんは、悩んでいました。

何かというと、伝統的な和菓子の魅力を今の時代にどのようにして伝えていくか？その方法を模索していたのです。

実は佐藤さんの経営する和菓子店は、地元では、なかなか評判が良い和菓子を製造販売していて、固定顧客が多数いました。

しかし、徐々に顧客が高齢化していき、少しずつ、売り上げが減少してきていたのです。

佐藤さんからご相談をいただき、早速、霊視をもとにした経営アドバイスをさせていただくことになりました。

霊視をしていく中で「和菓子に込められたストーリーや伝統の価値を再考せよ」というメッセージが佐藤さんの守護霊から出てきました。

現在、佐藤さんご自身は和菓子職人であるものの、もともとは都内の大手金融に務めていた人でして、根っからの職人というわけでもありません。

職人としての確かな技術はあるものの、和菓子というものについて、しっかりとした知識を有しているわけではなかったのです。

そこで、そのような知識を得るために、佐藤さんの父親やその先代になるお爺さまからお話を伺うことになったのです。

そして、その結果、和菓子のひとつひとつに非常に魅力的なストーリーがあり、そのストーリーを商品カタログやホームページに反映することにしました。

そして、そのストーリーをチラシにも掲載し、地元地域に配布をしてみたところ、思っていた以上に若いお客様からの反響があったのです。

和菓子を買いに来られたお客様に聞いてみると、次のようなことを言われていました。

「地元で製造販売している和菓子に、そんな素敵なストーリーがあったなんて知りませんでした。素直に食べたいと思いましたし、地元人として応援したいとも感じました。それで買いにきました」

実はお客様は、和菓子の裏にあるストーリーや文化というものを知り、それを通じて和菓子に新たな価値を見出すようになったのです。

また、ストーリーを通じて、地元を愛するというお店の気持ちも伝わったのです。

結果的に、売上は前年比を大幅に上回り、30％アップとなり、翌月も順調に売り上げが右肩上げりで伸びています。

佐藤さんの経営する和菓子店は、単に和菓子を提供するお店から、地元のお客様の人から自慢をされる和菓子店へと生まれ変わりました。

これは、ビジネスがただの取引以上のものになりうることの証しです。

商品が持つストーリー性や文化の伝承は、数字以上の価値を生み出します。

あなたも、このストーリー性を取り入れてみてはいかがでしょうか？

あなたのビジネスにも、きっと新しい風が吹き込むはずです。

それは、お客様との新たな関係を築いていく、新ステージの始まりとなるはずです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

【追伸】
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