比較する人は成果が上がらない

2023年11月28日 2023年11月27日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「比較する人は成果が上がらない」です。

「どんなに頑張っても、努力しても、なかなか成果が出ないのです・・・」

私たちのもとには、そのような悩みを抱えている起業家がおみえになられることがあります。

成果を上げたい、実績をつくりたいというお気持ち、よく分かります。

確かに実績がない人よりも、実績がある人を、お客様は選ぶ傾向があります。

だからこそ、人は頑張って実績をつくろうと努力をします。

しかし、現実には、なかなか成果に結びつかない、そういった悩みをあなたも抱えていないでしょうか？

そして、その悩みは、いつしか、成果を上げている人を羨んだり、妬んだりという負の感情に変化をしていきます。

「なんで、あの人ばかり成果が上がるの？」
「私はこんなに努力しているのに」
「あの人だけには負けたくない・・・」

そう思ってしまうのは、人情っていうものです。

しかし、このような状態ばかりが続くと、大事なものを見失ってしまうことになります。

それは、自分という「軸」です。

他人と自分を比較ばかりしていると、どうなるのかといえば、それは他人が基準になってしまいます。

そして、あなたの成果が上がらない時というのは、ここにこそ原因があるのです。

つまり、成果が上がらない原因は、他人が基準になってしまっていることです。

これは愚かな行為です。

「あの人だけには負けたくない」というように、相手ばかりが気になるような状態であれば要注意です。

そのような状態は、あなたが「他人軸」になっている証です。

あなたが「あの人だけには負けたくない」と思ったとき、どのような感情が生じているでしょうか？

それは「嫉妬心」です。

「負けたくない」という嫉妬心だけが心の中を渦巻いている状態です。

「あの人に負けたくない」

それを呪文のように心の中で呟いている状態です。

そして、そう呟いている時点で、あなたは既にその相手に負けています。

これは、よく考えていただくと分かります。

このような時、あなたの心に余裕は無いから「負けたくない」と思っているはずなのです。

つまり、あなたは相手よりも下であることを、認めているということになります。

そもそも、自分が勝っているのであれば、その相手にそんな感情を抱かないものですし、そんなことを気にしないものです。

負けたくないと思った時には、既に負けているということなのです。

そして「嫉妬心」というネガティブなエネルギーに囚われてしまっている状態です。

このような感情が出てくる原因は、人と比較してばかりだからです。

人と比較するのが癖になると、相手から学ぼうという視点が無くなります。

自分よりも優れている相手がいるのであれば、素直に学んだほうが得です。

しかし、「嫉妬心」に囚われてしまうと「負けたくない」という負の感情に支配をされて、学ぶことができなくなります。

これは、とても勿体ないことです。

「でも、どうしても人と比較してしまうのです・・・」

もし、あなたがそのように感じてしまうのであれば、方法がひとつあります。

それが、次の守護霊のメッセージです。

「視点をズラしてみることです」

どういうことなのかというと、「負けたくない」ではなく、「あの人のおかげで成長できる」という視点に変えてみることです。

視点を変えた時に初めて「嫉妬心」から解放されます。

これに関連したことを、一人の成功した起業家から教わったことがあります。

「成功したのであれば、人と比較することをやめることだ。負けたくないって言っている人とは付き合いたいとは思わない。そんなこと言っている人は見苦しいだけ。負けたくなくても負けるときは負けるもの。人間の価値というものは、負けた時にはっきりと分かるんだ。悔しいのは普通。その負けから何を得ることができたのか？そこに気がつけるかどうかなんだ。負けた時の負け綺麗って言葉があるんだが、負けてもきれいなことが言えるかどうか、それが大事なんだ。それが言える人は、間違いなく伸びるし、応援したくなる。逆にいつまでもメソメソして、悔しいって言っているばかりの人は、いつまで経っても成長できないし、人は離れていくものなんだ。だからこそ、人と比べないことだよ。」

人と比べず、素直に相手から学び、自身の成長の糧にすることです。

もういい加減、人と比較するのはやめにしませんか？

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

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