神様の助け舟を見送っている人

2023年11月1日 2023年11月1日 Tomono

あなたは今、幸せを探しているでしょうか？

例えば、隣に歩いてくれる素敵な異性。
例えば、沢山お金と愛情、名声が手に入る仕事。
例えば、優雅に過ごせる環境。

探している時というのは、忙しないですよね。

あそこにあるんじゃないか？ここにあるんじゃないかと、キョロキョロしています。

心ここにあらず。
正に、心を亡くしている状態です。

なので、目の前に自身が「定義している幸せ」から除外された存在だと、その存在を見ているようで見ていません。

そして縁をつながなかったり、やってみなかったりしている。

そんな光景を見る事があるのですが、私には時折それが、神様や守護霊が出した助け舟に見えており、そしてそれを断っている、もしくは見ないようにようにしているように視えています。

何故古い日本の教えに「中今」という、「今」を大切にする教えがあるのか？

それは、今以上に大切なものは存在しないからなのです。

幸せとは何でしょうか？

多くの人が、「幸せではこうである」というプロパガンダに洗脳されています。

そして、その誰かが定義した「幸せ」の枠に入ろうとしてお金を使うようになっています。

ずっと、蜃気楼を掴まされている人たちは、徐々に心を蝕まれています。

何故なら、それが手に入らない限り「自分は不幸」と自分で定義づけているからです。

私は良く未来視をしますが、それは多くの選択肢の中の一部の映像を見ているに過ぎません。

その中でも、一番良いものを視るようにしています。

未来視はとても不安定です。

「今」の選択で、人がおよそ考えつけないほどの道があるからです。

しかし、恐れる事はありません。

私達の世界は意地悪ではありません。

幸せの方向へ進む選択をし、努力していればその道が色濃くなりますし、私達には守護霊もおり、道を時にサインで知らせてくれます。

また、守護霊や神様の代理として、人がその口を借りて教えてくれる事もあります。

この幸せに向かう包囲網から抜けるには、自ら「不幸せな道に行く」と決めている以外ありません。

目の前の壁からは逃げ、都合が悪いと目と耳を塞ぎ、楽な方の解釈をしてやらない言い訳をし、未来や過去の事ばかり考え、神様を遠ざければ良いのです。

未来や過去の事を考え、自身にとって都合が良い事ばかり考えていると、目の前に助け船が来ても氣がつけません。

そして、蜃気楼を追いかけて不幸の道をずんずんと独りで歩いていきます。

「今」がおざなりだからです。

人間の人生において一番確かなものは「今」なのに、「今」を見ず、どこか遠くに焦点を置いているので蜃気楼を見る事になるのです。

確かな未来はありません。

なので、どこまでも良い未来に行ってもいい自由があります。

確かな過去もありません。

あなたの記憶している過去を違う人から見たら違う解釈があり、実際、誤解があったかもしれません。

本人以外誰も知らない真実があったのかもしれません。

そして、誰もの中でその記憶が薄らいでいたら、もうあったかどうかも定かではありません。

それはとても、朧げなものです。

今どうにかならないものを、「今」という力のある時間軸に嘆いていたら、嘆きの未来がやってきてしまいます。

確かなものは「今」にしか存在しません。

「今」に集中すれば大切なものに沢山氣がつきます。

遠くの事、遠くの事に氣をとられていないでしょうか？

幸せを条件付けて、多くの幸せと幸せの種を取りこぼしていないでしょうか？

守護霊や神様の助け舟を何度、見送ったでしょうか？

この世で一番パワーがあり、確かなものは「今」です。

焦点を、「今」に戻してください。

「今」という時はパワースポットなのです。

パワースポットの今、幸せの選択をし、幸せを数え、持てる力を使う。

それが、真に良い未来に繋がる道です。