もし生き辛いと感じているならば「食わず嫌い」を見直してみる？

2024年1月3日 2024年1月3日 Tomono

年末年始座りっぱなしだったのが、急に今日1万5千歩も歩いてしまい、途中からすでに筋肉痛が始まっています。
何という情けないことでしょう(笑)ちゃんと定期的に歩かないといけないですね。

そう言えば、なのですが…。
今日久しぶりに妹と話し込んでいて思い出したことがあります。
それは、私が霊視を始めたキッカケでした。ブログでもあまり話してないかと思います。

手短に言ってしまうと、私がスピリチュアルの道を断つ理由を、明確にするために始めました。
そうした結果、そちらに行くことになってしまった。というのが事実です。

ちょっと、ちょっと…どういう事なのよ…？ですよね。

漫画でも描いたのですが、私は父が日常的に視える聞こえる人でした。
だから、視えない世界。急に世間で「スピリチュアル」と言われ出したものが、本当は大変で、面倒で、人生がコントロールできない、夢も希望も無いものだと知っていたので、スピリチュアル関係は絶対になりたくない仕事でした。

知っていたと表現しましたが、これは一部正解で一部間違いです。
というのは、本当に本腰入れて、命をかけると決意して仕事にしていたら、このお仕事は充実していて、世のため人の為になる素晴らしい行いです。しかし、ただただその世界と付き合うとなるならば、振り回されるだけの地獄。それを分かっていたという事です。

しかし、私の人生は現実的な面と、強力な負の霊障により、努力しても転落していく人生でした。とはいえ当時、生きていくために足掻くしかありません。最終的にはもう、「どうせ死ぬならなりふり構わん」と、思い浮かぶ事全部やりました。その中に、スピリチュアルの選択肢があったのです。

父の事もありましたが、何故か私は「霊能者」と名乗る人物や団体に出会う機会が多く、その言動や行いを見てきました。
もしかすると見せられてきたのかもしれません。

そしてやはり、父の時同様「なりたくない」と強く思っていました。
正確に言いますと父の時とは違い、「彼らのようになりたくない」でした。

ちゃんとした霊能者がどこかにいるのだろうというのは考えていました。しかし、調べても出てこない。分からない。なので、紹介で知り合うのですが類友なのか、まあ酷い(笑)
学生の頃から複数人と出会ってきていたのですが、霊感云々は自分に分からないにしろ、まず人として尊敬できない人が多く、反面教師にしようと後腐れ無いように彼らから関係をフェードアウトしていったのです。

ところが、時が流れ、テレビで江原啓之さんが現れました。
彼の霊視の光景を見て、私はすぐに本物だと思ったんですね。
なにしろ、父と同じ目をしてるので…。

あと、人格がこれまでで会って来た霊能者と名乗る人物達と違うと思ったのです。

ちゃんと話しを聞いて、理解して、具体的に、現実的に行動できるように。
時には諭し、時には叱り、時には寄り添い…。言葉を選んで霊視をしているその姿勢が本物だと思いました。
何故なら、目に視えない存在や世界を知って日々学んでいるのに、横柄な態度になるというのはオカシイと思っていたからです。

自称霊能者は確実に自身を偉い存在として人に高圧的に接し、崇めさせ、依存させます。
そして何とも言えないねっとりとしたエネルギーを纏（まと）っているものです。
私はそれが苦手でした。でも、江原さんは違いました。

私は、そんな闇の中で光る人を見たことが無かったので度肝を抜かされました。
幼稚園の頃から「お地蔵様になりたい」と思っていた私にはドンピシャな人物でした。

そしてそれと同時期。本当に偶然の出来事です。
私は人から名前を聞いた瞬間に、強烈にイメージが出てきた事がありました。
仮に聞いた名前をAさんと呼称する事にします。

そして、何となくその事をその人に言ってしまった事がありました。
いわゆる、事の発端です。

するとその人は驚いて「何であなたがAさんを知ってるの？」「Aさんと会ったことがあるの？」と畳みかけるように訪ねてきました。
そのAさんは、その知人が知り合い、今日初めて深い話をしてきたばかりの関係性の方で、勿論私はAさんと一切の面識もありませんでした。ただ、名前を聞いただけでした。Aさんの家の外観まで当たっていたので、自分でも恐ろしかったことを覚えています(笑)

それから…無料でその人から色々な人の名前を聞いては答えていき、そしてとうとう「仕事にしてみたら？」と言われました。
28歳ぐらいだったのではないかと思います。

凄く嫌でした(笑)

しかし、私は人生八方塞がりです。藁をもすがる想いでした。
なので、嫌だから「やってみてダメだった！」という結果が欲しかったのです。
そう。だから冒頭の「スピリチュアルの道を断つ理由を、明確にするために始めた」という事なのです。

しかし、予想に反してお客様は来てしまいます…。辞めようと思ってたのに(笑)

もう、金額がそこまでではなかったから…で止めようと思ったら、車の運転中に鈍感な私でも分かるほど、目の前が見えなくなってしまうほどの霊障が起こり、命の危険を感じ…。友野と出会う事になりました。

友野と出会ったのは車の霊障の少し前ですが、秋葉原で初めて会って鑑定をして頂き、自身の事が少し分かったので

「もう二度と会う事も無いだろう」

と思って別れたのに、まさかその後友野に誘われて本格的に霊視の仕事をするなどとは…。夢にも思いませんでした。
完全に流れです。

全て道を閉ざされ、追い込まれ、開くドアが一つだけ。
それが霊視のお仕事…。
友野も私もそんな始まりだったんですね。霊視のお仕事は。

死ぬほどの恐さを知っているからやりたくなかった。
しかし、扉は一つだけ。

なので私達は今も、その恐さを念頭に置きながら誰に対してもある意味、慎重に霊視を行っています。
視えない世界は、時に牙をむき、油断が命取りになります。
自然と同じですね。

妹は「姉がまさか霊能者になるとは思わなかった」と言ってました。何故なら、「だってタカさんと仕事するまで、霊能の“れ”の字も、スピリチュアルの“ス”の字も30年間出さないような人だったから…。そんなに視られる事も知らなかったし」とカフェで私に教えてくれました。

私は妹とは基本的に仲が良く、昔からしょっちゅう会っては時間を共有していました。なので、私の事の何かを妹が知らなかったら、世界で誰も知らないと言っても過言ではありません。私も知らない私を知ってたりするぐらいなので（泣）

私も最初は自分が視れるなんて知りませんでした。今では始めた当初よりも良く視え、聞こえていて、鑑定の制度もかなり上がりました。

今日は歩いている時に、実在しないカラスが飛んでいるのを見て妹に

「あ！実体のないカラスが飛んでったよ！」

と、空を指差しました。すると妹が、

「…分からんわ！」

と白い目で私を見てきました…。
まさか妹とこんな話しをする日が来るとは思いませんでした…。

長々となりましたが何が言いたいかと申しますと、生き辛いと感じているのなら、もしかしたら「食わず嫌い」が原因かもしれないという事です。私はこの仕事が初めは嫌でしたが、今は凄く生きやすくなり、充実していて、幸福を感じています。この仕事をして初めて、息が出来るようになった心地です。

あなたがもし、生き辛いと思ったら…。
何かあえて避けているものはないか…？是非、考えてみてください。

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