あなたは自分の仕事が好きですか?
突然ですが、あなたは、自分の仕事が好きですか?
自分の仕事が楽しいですか?
自分の仕事を愛していますか?
「うーん、いまの仕事は本当は好きではないかな・・・」
「できれば他の仕事をしたい・・・」
「楽したい・・・」
あららら・・・。
もし、あなたがこんな感じなのでしたら、
お金はあなたのことを好きにはなりませんよぉ。
同じビジネスを行っている2人の実業家がいるとします。
仮にAさんとBさんとします。
Aさんは、いまの仕事はお金が儲かると聞いたから始めた。
彼はビジネスセンスはピカイチで、事業開始からそこそこ利益が出ている。
でも本当はこの仕事が好きではない。
Bさんは、いまの仕事が大好きで、寝食を忘れて没頭している。
彼はビジネスセンスは正直いまいちだが、しかし彼のやり方に共感してくれる
お客様が増えてきている。
この2人の実業家、どちらが成功すると思いますか?
短期間、例えば1年後くらいでは、Aさんかもしれません。
しかしビジネスとは継続するのが大変なのもので、
企業の生存率を示すデータがあります。
創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%。
20年後はなんと0.3%です。
非常に厳しい世界というのが現実です。
上記のスパンで考えていったら、
答えはおのずと分かってきますね。
10年後、20年後に成功しているのは、
間違いなくBさんです。
Bさんはの「この仕事が好き、愛している」という気持ちは、
徐々にお客様に伝わっていきます。
そして、そんなBさんに共感したお客様はファンとなっていきます。
もちろん、お客様だけではありません。
Bさんのその仕事観に共感し、強い味方となってくれるのは社員です。
そして、そんなBさんには、
自然とお客様と社員が引き寄せられていくのです。
そして、その結果、どうなるか?
ファンとなったお客様、
Bさんの仕事観に共感し引き寄せられた社員、
どう考えても、成功しないわけがないですよね。
そして、そんな仕事を愛している人を
お金が放っておくわけはありません。
どんどんとお金はそんな仕事が大好きな、愛している人に
引き寄せられていきます。
さて、このAさんとBさんの話ですが、
これって、実話なんですよ。
AさんとBさんは私の友人なんです。
1か月違いで、同じ事業をスタートしたんですが、
はたからみたら、Aさんは間違いなく成功するね~、
と仲間内でも、もっぱらの評判でした。
かたやBさんは、まあそこそこいけるかな~、
というくらいの評価でした。
Aさんは、仲間内でもそのビジネスセンスには、
一目置かれる存在でしたので、成功するのは間違いないと
誰もが思っていたのです。
ただ、この2人の仕事に対する考え方、もっといってしまえば、
その仕事が好きなのかどうか、
ここが決定的に違っていました。
そして、結果、どうなったのか、
というとAさんの会社は倒産、Bさんは大成功を収めるという、
天国と地獄の結果が待ち受けていました。
しかし、Aさんは、何が間違っていたのか気がついたようで、
現在は、自分の好きな仕事で成功しています。
そのAさんとお会いしたときの話ですが、
彼が言っていた言葉にはものすごく重みがあり、
また、真理だと思いました。
それは、この言葉です。
「やっぱり、お金って正直なんだなぁ。
自分がその仕事を好きなのかどうか、
わかっちゃうんだとつくづく思ったよ。」
「だから、大事なのは、
自分が好きな仕事をしないといけないんだと思う。」
「自分の仕事が好きな人にお金は引き寄せられてくるものだと
よくわかったよ。」
あなたは、自分の仕事が好きですか?
ではでは。