あなたにとって真のお客様とは誰なのか？

2022年6月23日 2022年6月22日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「あなたにとって真のお客様とは誰なのか？」というお話です。

起業家は自身のブランディングや認知度を高めるために、日々、情報発信をしているものです。

しかし、目的を見失うと、ある方向に傾くようになります。

それは、「いいね！」や「フォロワー」欲しさに、自らの信念や価値観を捻じ曲げてしまう発信をすることです。

いわゆる「媚びを売る」という行為です。

仮にそのような発信をして、「いいね！」や「フォロワー」を獲得したとして、あなたは心の底から喜びを感じられるでしょうか？

そして、そのような自分の信念とは異なる発信に「いいね！」や「フォロー」してもらえる相手というのは、あなたにとって真のお客様となり得るでしょうか？

その答えは簡単です。

「NO」です。

あなたにとって、真のお客様になり得る相手はとは、あなたが心の底から伝えたい、自らの信念や価値観に共感をしてもらえた人です。

だからこそ、「媚びを売る」ような、あなたにとって意味のない無価値な発信はやめることです。

ひょっとしたら「媚びを売る」ことによって、フォロワー数は増えるかもしれません。

しかし、それは、あなたの周りに自分とは価値観が合わない人たちが大勢集まることになります。

それって幸せなことでしょうか？

そのような価値観が合わない人が集まると、あなたはエネルギーが落ちることになります。

下手すると病氣になって倒れることになるかもしれません。

「誰でも楽して年収一千万稼げる方法」という内容にしないと集客できないと考えて、安易にそのような内容で情報発信をしたとします。

ところが、実際にはあなたはそうは思っていないし、むしろ、覚悟を決めて努力しないと年収一千万円を稼ぐことはできないという価値観を持っているのだとしたら、いかがでしょうか？

情報発信している内容と自分の価値観に大きな溝ができます。

まさに本末転倒です。

そして、その方法を教えて欲しいと言って集まった人たちは、とにかく「楽して」稼ぎたいと考えている人たちです。

それにもかかわらず、あなたが教えるのが「覚悟を決めて努力してください」と教えたら、大クレームになります。

言っている意味がお分かりになるでしょうか？

相手が求めている情報と情報発信者のあなたの価値観との間でアンマッチが発生しているのです。

その原因は、安易な情報発信の内容です。

あなたはそんなこと自分は絶対にしないと思われているのではないでしょうか？

しかし、本当にそうでしょうか？

実際にこのようなクレームで悩んでいる起業家は多いものです。

その原因が何であるのか、自身ではなかなか氣がつけないものなのです。

そして、苦しんだ末に事業を畳むという結末を迎えることになります。

そうならないためにも、自分の信念や価値観を捻じ曲げてはならないのです。

それは、あなたにとって真のお客様に出会うために、絶対的に必要なことです。

お客様はあなたの信念や価値観を知りたいのです。
共感したいのです。

それを忘れないように心がけてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。