あなたはまだ頑張っているのですか？

2022年4月11日 2022年4月10日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「あなたはまだ頑張っているのですか？」というお話です。

セミナーや講演会に参加して、いい話を聞いた多くの方が言うセリフがあります。

それが何かというと・・・

「頑張ります！」

これです。

確かに、頑張る必要はあります。

しかし、3ヶ月経っても「頑張っています」と言っているのだとしたら、それって、どうなのでしょうか？

もし、あなたが、そのような状態なのだとしたら、決定的に足りていないものがあります。

それは「習慣化」です。

例えば、参加したセミナーで「毎日ブログを書き続けると成果が上がるようになる」と言われたとして、毎日継続できる人はごくごく少数です。

もし3ヶ月継続できているのだとしたら、その人は、その時点では頑張っていないです。

どちらかといえば「書かないと氣持ち悪い」という感覚になっているはずです。

この感覚に近いしいのが「歯磨き」です。

毎日、歯を磨いている人は、あたりまえですが、歯を磨かずに寝るのは「氣持ち悪い」のではないでしょうか？

なぜなら、歯を磨いてから寝るのが「習慣」になっているからです。

つまり、あなたが新たに習得するために「頑張っている」ことも、この「習慣」になるまで継続し続けることが重要であるということです。

もちろん、先ほどの「毎日ブログを書き続けると成果が上がるようになる」という内容は、しっかりとその意味を考える必要があります。

どういうことなのかというと、ただ単純に毎日ブログを書き続けたところで、成果が上がることはないからです。

そうではなく、成果を上がることが「結果」なので、欲しい結果を得るためには、そもそもブログが最適な手段なのか？どのように書けばいいのか？ターゲットは？長さは？ブログから成果をあげるために必要な導線とは何か？など、結果から逆算して考えることが重要です。

そして、その上で、ブログを書くと決めたら、愚直に「習慣」になるまで継続していくことが大事になります。

習慣になれば、頑張るという感覚は無くなります。

書くことが当たり前になるからです。

つまり「頑張る」というのは、苦痛であるということです。

苦痛だから「頑張ってやらなければならい」ということになります。

しかし、歯磨きのように、努力しなくてもできるような領域にまで「習慣」になると、成果を出すことができるようになります。

「頑張る」には、やる氣に左右されます。

「今日はやる氣が起きないから頑張れないな」なんて言い訳をしていたら、成果を上げるどころか、収入が途絶えて廃業に追い込まれます。

だからこそ、やる氣に左右されてしまうような「頑張る」ということを続けていては、いけないということなのです。

だからこその「習慣化」です。

習慣になってしまえば、やるのが当たり前になるので、やる氣に関係なく淡々とできるようになります。

それでは、ここからは少し考えてみてください。

あなたの目の前に2人の起業家がいたとして、次のどちらの起業家が成果を上げられると思いますか？

起業家A氏：毎日頑張って仕事している起業家
起業家B氏：毎日淡々と仕事をこなして、常に新たなアイデアを考えている起業家

さて、果たして、どちらの起業家が成功するでしょうか？

その答えは、起業家B氏です。

起業家A氏は、毎日頑張っています。

頑張っているというのは、毎日「やる氣」に左右されて、苦しみながら仕事をしている状態です。

そのような状態ですと、仕事の質にムラが生じている可能性があります。

なぜなら、その日の「やる氣」に左右されているからです。

果たして、そんな状態で成功できるでしょうか？

かたや起業家B氏は、淡々と仕事をこなしています。

毎日の仕事が習慣になっているレベルであるということです。

やる氣に左右されることもなく、仕事の質も一定基準になっているといえます。
そして、新たなアイデアを考える余裕を持っています。

つまり、「頑張る」ことと、「成果を上げる」ことはイコールにならないということです。

むしろ、いつまでも「頑張っている」のだとしたら、そもそも、その仕事や方法が合っていない可能性があります。

最初の一定期間は「頑張る」必要はありますが、「習慣」にして、やるのが当たり前にすることこそが起業家には絶対的に必要なスキルになります。

そもそも「頑張る」ことを神さまは求めていません。

そうではなく、神さまがあなたに求めているのは「楽しむ」ことです。

起業家としてあなたが「頑張る」ことをクリアしたら、その先に待っているのは「楽しむ」というステージです。

ぜひ、起業家としての人生を楽しんでください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。