ご先祖さまを大切にすることよりも大切な起業家の考え方

2022年5月9日 2022年5月8日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「ご先祖さまを大切にすることよりも大切な起業家の考え方」というお話です。

あなたはご先祖さまを大切にされているでしょうか？

ここでいう大切にするというのは、何もお墓参りを欠かさずに行くとか、先祖霊の供養をすることを指しているわけではありません。

もともと先祖を崇め奉るのは、儒教の影響です。

この儒教思想に仏教は影響されているところがあり、先祖霊の供養というのは、そこから派生してきているものです。

もちろん、ご先祖さまに感謝することは正しいことです。

あなたリ前ですがご先祖さまがいなければ、いまのあなたという存在はこの世にいないことになります。

しかし、それが行き過ぎて、先祖供養をすることで、ご先祖さまが自分を助けてくれる、もっと言えば、先祖供養しないと祟られるという迷信めいたことを言われる人もいます。

はっきりと申し上げますが、ご先祖さまが自分の子孫を祟るということは、絶対にありません。

これは、自分自身が先祖の立場になってみれば分かるはずです。

祟りたいと思われるでしょうか？

そうではなく、あたたかく見守っていたいと思うのではないでしょうか？

私たちは肉体を持っているので分かりにくいところがありますが、その根幹にあるのは魂です。

そして、同じようにご先祖さまも魂です。

この世の視点で見れば、肉体的、遺伝子的につながっているのは間違いありませんが、魂の繋がりというのは別になります。

ご先祖さまはご先祖さまなりの人生のテーマを持って、この世界を生きてこられています。

つまり、肉体や遺伝子というつながりでみれば“同窓”というイメージがありますが、魂の観点で視れば、同窓ではないという可能性があるわけです。

つまり、魂の観点で同窓ではないご先祖さまが、あなたを助ける道理はないといえます。

それが真実です。

だからというわけではありませんが、遠く離れたよく知らないご先祖さまを大切にすることよりも、もっと大切なのは、あなたがお世話になったよく知っているご先祖さまに感謝をすることです。

こう言われて、ピンときて顔が浮かんだご先祖さまこそが、あなたが大切にすべきご先祖さまです。

では、そのご先祖さまを想い、お墓参りや先祖供養をすればいいのかといえば、それよりも大事なことがあります。

それは、日常的に、そのご先祖さまを思い出して、心の中で感謝をすることです。

つまり、あの世の観点でもこの世の観点でも、あなたがよく知っている人を大切にすることが重要であるということなのです。

だからこそ、起業家にとって最も大切にしてもらいたいのは、あの世のご先祖さまの魂よりも、この世に存在している、あなたの目の前にいる人たちです。

この世界は時間があり、命は有限です。

人生に悔いが残らないよう、あなたが大切にしたいと想う人たちを、大切にすることです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。