やらないことを決めることでビジネスは上手くいく

2023年4月30日 2023年4月30日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「やらないことを決めることでビジネスは上手くいく」というお話です。

あなたは毎日、スムーズに仕事を進められているでしょうか？

「あれもやらなくちゃ」「これもやらなくちゃ」という感じで、あまりにも多いタスクに押しつぶされそうになってないでしょうか？

起業した当初は、そこまでやることが多くはなかったものの、徐々にタスクが増えていき、氣がつけばキャパオーバーとなり、日々、ストレスフルな状態の起業家は少なくありません。

では、そのような状況を打破するためには、どうしたらよいのでしょうか？

どうしたらキャパオーバーをクリアできるでしょうか？

実は、このような状況に陥ったときこそ、仕事を整理するチャンスなのです。

私たちは、このような日々の仕事量に押しつぶされそうになっている起業家の方からご相談をいただくことがあります。

そして、その際に守護霊から出てくるメッセージには、ある共通点があります。

それが何かというと、こちらです。

「やらないことを決める」

やることではなく、やらないことを決めることが重要であると言われます。

この守護霊のメッセージには、私も同感です。

そして、私がご相談者様にオススメし、その場でやっていただくのが「やらないことリスト」を作っていくというものです。

この「やらないことリスト」の効果は大きいです。

ストレスフリーになります。

では、「やらないことリスト」とは何でしょうか？

そもそも、「やらないこと」なんて、あるのでしょうか？

そう疑問を持たれているかもしれません。

結論から申し上げますと、「やらないこと」はたくさんあります。

「でも、それをやめてしまうのは怖いです」

ご相談者様からよく言われる言葉です。

確かに、タスクの中には「やらない」と決めるのが怖いものがあるかもしれません。

しかし、安心してください。

ここで「怖い」と感じる理由ですが、その多くは「損失」になるのではないかという事に対してです。

今まで「やっていた」のに、それを「やらない」ことで、損失につながるのではないかという恐怖です。

しかし、ここでいう「やらないこと」とは、そういうものではありません。

では、その基準は何か？
何を基準に「やらないこと」になるのか？

そこをはっきりとさせる必要があります。

その基準となるものとは、こちらです。

「目的や目標の達成を邪魔しているもの」

これが基準です。

分かりやすくするために、ここからは、具体的な事例を通して「やらないことリスト」を作り、活用する方法を解説していきます。

例えば、起業家である佐藤さん（仮称）は、新商品の開発に集中したいと考えているとします。

しかし、佐藤さんは、日々の雑務に時間を取られています。

ブログ記事やSNSの更新、動画の配信、メールのチェック、顧客対応、他社の動向調査、多くのタスクがあります。

そこで佐藤さんは、次のような「やらないことリスト」を作成しました。

・効果がないSNS更新をやめる
・メールのチェックは一日のうち午後と夕方の2回に限定する
・他社の動向調査は月初１回にする

佐藤さんは、このリストを作成することで、既存タスクを整理し、どこに時間を割くべきかが明確になり、新商品の開発に集中することができるようになりました。

結果的に、ストレスフリーで効率的な仕事ができるようになり、商品開発が円滑に進みました。

このように、得たい目的をはっきりとさせることで、その目的を阻害している「やっていること」をあぶりだせることができるようになります。

そして、それを「やらないことリスト」に反映させることによって、結果を出すことにつながるというわけです。

あなたも次の3つのステップで「やらないことリスト」を作って、活用してみてください。

１．目的や目標をはっきりさせる
まずは、自分が達成したい目的や目標をはっきりとさせることです。
これが基準となり、どのタスクに時間を割くべきか判断する際の指針となります。

２．タスクをリストアップし、優先順位を決める
次にやるのは、あなたが現在取り組んでいるタスクをすべてリストアップすることです。
そして、目的や目標と照らし合わせ、それぞれのタスクに優先順位をつけていきます。
この際、目的や目標の達成に直接的に貢献しないタスクや、自分でなくてもよいタスクを見つけ出すことが重要です。

３．やらないことリストを作成し活用する
最後のステップですが、優先順位の低いタスクや自分でなくてもよいタスクを「やらないことリスト」にまとめていきます。
そして、このリストを活用することで、目的や目標の達成に集中し、仕事の効率化を実現できるようになります。

ここで注意すべき点は「やらないことリスト」を作成したからといって、その全てのタスクを無視するわけではないということです。

もちろん、やめてしまうタスクも出てくるものですが、中には、自分でなくてもよいが、やらないといけないタスクもあるものです。

そのようなタスクは、システム化や外注化をするなど、効率的な方法で処理したりすることが求められます。

起業家として、その判断力を磨くことも大切になります。

つまり「やらないことリスト」の効能のひとつには、起業家としての成長という側面があるのです。

ぜひ「やらないことリスト」を作成し、あなたのビジネスの目的や目標の達成のために活用してみてください。

「やらないこと」を決めることで、ビジネスは上手くいきます。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

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