やる氣に頼らずに仕事を円滑に進める方法

2022年6月8日 2022年6月7日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「やる氣に頼らずに仕事を円滑に進める方法」というお話です。

いつも元氣にモチベーション高く仕事をしているのに、なぜか今日はやる氣が起きない、ということは誰にでもあるものです。

この「やる氣」というのは、ON状態の時は自分でも驚くくらいに途轍もない力を発揮します。

しかし、「やる氣」がOFF状態になると、それまでうまくいっていた仕事が急停止し、途端に転落していってしまいます。

プラスにもマイナスにも働くのが、この「やる氣」です。

だからこそ「やる氣」に頼って仕事をするのは危険です。

特に起業家は、自分の「やる氣」を源泉に仕事をしてしまうと、モロに業績に影響が出てしまいます。

今月は急上昇していると思ったら、翌月は急降下していってしまい、翌々月はまた急上昇する・・・というような「やる氣」の乱高下状態が続くと、自身も疲れてしまいますが、それ以上にお客様に混乱をもたらし、信頼を失うことになります。

では、この「やる氣」を失ってしまう原因とは何なのでしょうか？

「やる氣」を失う原因は様々ですが、先ほどのように、あまりにも上下が激しいのだとすると、霊的な原因を疑ってください・・・と言いたいところですが、実際のところ、霊的な原因は99％ないと断言します。

まず「やる氣」の乱高下の原因ですが、それは、あなた自身の「一喜一憂」グセにあります。

誰でもいいことがあれば嬉しいですし、嫌なことがあれば落ち込むものです。

しかし、そのような「一喜一憂」グセを、あなたが手放さない限り、成果が上がっていく事はありません。

「一喜一憂」グセというのは、感情です。

この感情というものを、自身でコントロールすることが、起業家には求められています。

あなたが起業家として成功したいのであれば、この感情のコントロールを身につけることが重要です。

そのため必要なのは「完璧主義」をやめることです。

人は「完璧」な存在ではありません。
これには、あなたも異存はないはずです。

それなのにもかかわらず、自分自身は「完璧」でいようとするのは矛盾していると思いませんか？

だからこそ、あなたも完璧でなくていいのです。

では、点数であらわすと、それは何点なのでしょうか？

その答えは「60点」です。

60点以上、取ることができたら、自分を褒めてください。

いかがでしょうか？

「完璧主義」をやめるには、この60点という点数を基準にすることです。

そして、そもそもですが、「やる氣」に頼って仕事をしていいのかどうかという点があります。

「やる氣」がないと仕事ができないというのは、やはり問題です。

では、どうしたらいいのかというと、その答えは仕事のタスク化です。

タスクとは、仕事を構成する作業を最小単位に分けたものを指し、それぞれに期限を設けるということです。

仕事には必ず期限があります。

もし、無いのだとしたら、必ず期限を設けてください。

そして、その仕事の中身を細かく作業手順として分け、作業のひとつひとつに期限を決めて、その通りに実行していくことです。

ここで大切なのは、繰り返しになりますが、期限です。

必ず、仕事の期限を設けることです。
期限がない仕事は仕事ではないと肝に命じることです。

期限を設けるからこそ「やる氣」に左右されなくなります。

裏を返せば「やる氣」に左右される人は、「期限」がありません。

例えば、小学生の頃に出てきた宿題を、なぜ、やる必要があったのかといえば、期限があったからです。

つまり、宿題に期限がなければ、きっと、あなたはやらなかったはずです。

これと同じで仕事にも必ず期限が必要です。

そして、期限を設ければ、小学生の宿題と同じで、やらざるを得なくなります。

こうなると、あなたの「やる氣」は、関係なくなります。

そして、もう一点が作業手順です。

宿題を期限内に終わらせるためには、手順があるはずです。

最初に何をやる必要があるのか？その次は何か？そのまた次は何か？

そのように手順を明確にして、作業ひとつひとつの期限を細かく決めていくのです。

そうなれば、その手順通りに作業を遂行していけばいいだけになります。

つまり、「やる氣」に左右されることは、なくなるということです。

繰り返しになりますが、やる氣に頼らずに仕事を円滑に進めるには、この手順が重要です。

１．   仕事に期限を設ける
２．   仕事を構成する作業を最小単位に分ける
３．   最小単位をタスクとして期限を設ける

このように、仕事をタスク化することによって、あなたが自身の「やる氣」に振り回されることはなくなり、仕事が円滑に進むようになります。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。