商品を売るとは信頼を売ること

2023年5月25日 2023年5月25日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「商品を売るとは信頼を売ること」というお話です。

あなたは商品を販売していくうえで重要なことは何だと思いますか？

「やはり商品力では？」
「それは商品の品質ですね」
「お客様に役立つ商品かどうかですよね？」

様々な意見があるものですが、よい商品であるというところは共通しています。

しかし、いくらよい商品だとしても、売れていないものが世の中にはたくさんあります。

それは、なぜなのでしょうか？

何らか商品に問題があるのでしょうか？

結論を申し上げれば、商品の問題ではありません。

その答えは「売り手側」の問題です。

商品を販売する際、一般的には、マーケティングや販売戦略が重要であるといわれています。

私自身もマーケティングという分野は大好きなので、その重要性は理解をしております。

しかし、マーケティング以前に重要なことがあることに、多くの起業家は氣がついておりません。

その重要なものとは、あなた自身が商品のファンであるかどうかです。

ここです。

商品を販売するには、まず、自分自身がその商品を本氣で売りたいと思っているかどうかになります。

つまり、この商品を広めることが自分の使命感になっているかどうかということです。

その大前提となるのが、あなた自身が商品の一番のファンであるかどうかです。

商品の一番のファンであれば、商品を詳しく知っているものですし、その商品のよいところだけでなく、欠点も知っているものです。

だからこそ、お客様から商品の質問があったときに的確に答えられますし、また、そのお客様に商品が合っているかどうかも分かります。

いくらお客様が商品を欲しがっていたとしても、しっかりとした理由で断ることもできますし、その姿勢が信頼へとつながります。

あなたが商品の一番のファンになることによって、商品の本当の魅力をお客様へ伝えることができるようになります。

ですので、もし、あなたが商品の一番のファンになっていないのだとしたら、一度立ち止まってみてください。

まず、その商品をなぜ売ろうと考えたのか？

その目的とは何であったのか？

「儲かるから商品を売る」という人がいますが、それだけでは、売れる商品も売れなくなります。

まして、あなたが信じてもいない商品を、儲かるだけを理由にしてお客様に売るというのは、お客様に対して信頼を裏切る行為と同じです。

だからこそ、あなた自身がその商品の一番のファンであるかどうかを考えてみるのです。

もしも、あなたがその商品のファンでもなく、また、商品を信じられていないのであれば、その商品を売るということは、お客様だけでなく、あなた自身も裏切ることになります。

起業家であれば、誰もが、自身が販売する商品の価値を確信していなければなりません。

それが、ビジネスの成功に欠かせない要素です。

なぜなら、商品を売るとは、あなた自身の信頼を売る行為だからです。

あなたの商品に対する愛情と信念が、お客様に伝わり、結果として商品を売る力となるのです。

商品を売るとは信頼を売ることです。

それを忘れないでください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

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