売るとは教えること

2022年4月21日 2022年4月20日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「売るとは教えること」というお話です。

成果が出ている起業家が販売している商品や仕組みはシンプルです。

その逆に、成果が出ていない起業家は、商品も仕組みも、複雑で分かりにくいケースが多いものです。

「シンプル・イズ・ベスト」という言葉がある通り、ビジネスにおいては、シンプルで且つ分かりやすいことが求められます。

商品種類が少なく、料金体系も分かりやすいです。

しかも、どんな商品なのかがイメージしやすいというのが理想的です。

しかし、シンプルな分、他者に真似されやすいというデメリットもあります。

特に儲かるビジネスだとなおさらです。

だからといって、真似されるのを嫌い、ビジネスを複雑にしてしまうと、今度はお客様が離れていくことになるかもしれません。

では、どうしたらいいでしょうか？

そのヒントになるのは、あなたの中にあります。

あなただからこそ、知っていることがあるのです。

では、その答えが何かというと

商品を売るのではなく教える

「？？？」

分かりにくいですか？

「教える」です。

「何言っているのか分からないんですけど！？」
「どういうことなんですか？」
「教えるだけですか？」

ちょっと分かりにくかったかもしれません。

ここでいう「教える」というのは「売る」ことにつながります。

お客様に「売る」というのは、すなわち「教える」ことなのです。

お客様は何を求めているのでしょうか？
どうしたいのでしょうか？

実のところ、お客様は自分が探し求めているもの、その答えが分からなくなっていたりするのです。

自分が探し求めていた答えを、あなたから教えてもらうことで、お客様はあなたに感謝をして「あなたから買いたい」となるのです。

つまり、お客様は商品を買いたいのではなく、答えを「教えて」ほしいのです。

自分に合うのは何か？
自分の悩みを解決するのはどれなのか？

それを教えて欲しいのです。

あなたがその答えを教えることができるのであれば、たとえ、その商品やサービスが他社でも買えるものだとしても、お客様は「あなたから買いたい」となります。

その理由は、答えを教えてくれたのが、あなただからです。

何が言いたいのか、分かりましたでしょうか？

つまり、あなたはお客様の先生であり、師匠であるということです。

あなたがお客様に教えることができるのは、どのようなことでしょうか？

あなただからこそ、教えられるものがあるはずです。

お客様が求める答えを教えることで、あなたはお客様から選ばれる起業家になることができます。

売るとは教えることなのです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。