当たり前だけど殆どの経営者ができていない大事なこと

2022年8月18日 2022年8月17日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「当たり前だけど殆どの経営者ができていない大事なこと」です。

あなたは「礼節」というものをご存知でしょうか？

「言葉だけは聞いたことがあるけど、意味はよく分かっていない」

そのような人が多いようです。

では「礼節」とは、なんでしょうか？

「礼節」とは、礼儀と節度を意味する言葉になります。

礼儀と混同されがちですが、礼儀の意味は、社会の秩序を維持するために人が守るべき行動や作法、敬意の表し方というものになります。

例えば、人と会ったときに「きちんと挨拶ができる」ということは礼儀の基本中の基本です。

つまり、基本的なマナーや常識的な行動をあらわしているのが、礼儀というものです。

では、「礼節」とは、どのようなものなのでしょうか？

それは、礼儀に節度が加えられている様になります。

節度という言葉には「度を越さない」や「適当なほどあい」という意味があります。

つまり、「礼節」とは、相手にとって心地よいと思えるような「心が伴った礼儀」のことであり、「礼に始まり、礼に終わる」というような考え方、作法になります。

実のところ、これができている経営者は意外と少ないものだったりします。

特に社員に対して、「礼節」を重んじて接しているでしょうか？

いくら経営者として、仕事ができたとしても、「礼節」を軽んじて社員と接しているのであれば、中長期的にビジネスが発展するのは難しくなります。

やはり、ビジネスにおいて、人と人とのコミュニケーションは最も重要です。

たとえば、あなたの会社では、朝礼や終礼をしているでしょうか？

弊社では、全社員で、朝から掃除を行い、その後に朝礼をして、そこから仕事を始めるようにしております。

そして、仕事が終わる時刻で、終礼を行っています。

内容は、今日のグッド＆ニューと翌日のスケジュールやタスク、トピックスなどを共有して、仕事を終えるようにしています。

もちろん、このような朝礼や終礼の場で、社員から相談や困っていることなどの話が出てくる場合もあり、その場で解決するようにしております。

このような場をつくることも、経営者として、社員に対する「礼節」であると、私は考えています。

そして、このような場をつくることで、社員のエネルギーは常に高い状態を維持することができます。

特にグッド＆ニューは効果的です。

一日の最後に、今日一日を通して「よかったこと」「新たに得たものや氣づいたこと」を話してもらうことで、ポジティブな方向にフォーカスする習慣が醸成されます。

朝礼や終礼、掃除というものは、一見すると当たり前かもしれません。

しかし、この当たり前のことを行っている会社や経営者は、やはり少ないものです。

当たり前のことを当たり前にやるということ、それが、いかに大事であるのか、ぜひ、あなたも実践し、体感をされてみてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。