成功したいのなら〇〇〇を捨てること

2022年3月15日 2022年3月13日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「成功したいのなら〇〇〇を捨てること」というお話です。

あなたは成果を出すことばかりに氣を取られていないでしょうか？

「成果さえあれば、あの人と同じように自分を売り出せるんです」
「どうしても実績が欲しいんです」
「実績さえあれば、もっと集客できるようになれるはず」

成果を上げたい、実績をつくりたいというお氣持ちはよく分かります。

確かに実績がない人よりも、実績がある人に、人は惹かれるものです。

あの人よりも上になりたい。
あいつよりもランクアップした人間になりたい。
だからこそ、早く成果を上げたい、早く実績をつくりたい。

そう思うのが人情ってものです。

しかし、そんな成果ばかりに囚われてしまうと、大事なものを見失ってしまうことになります。

それが何かというと、自分の「軸」です。

先ほどのように「あの人よりも上になりたい」「あいつよりもランクアップした人間になりたい」というのは、他人が基準の考え方です。

つまり「他人軸」というものです。

人生の「軸」の基準が、他人が基準になってしまっているってことです。

これは愚かな行為です。

「あの人だけには負けたくない」

そう想えるのは、一見すると、いいことのように感じられますよね？

「ライバルがいたほうが、お互いに成長し合えるし、悔しさをバネにできる」
「それっていいことであると思えるのですが」
「違うのでしょうか？」

答えは「違う」です。

人というのは、その場面場面で、一つのことにしかエネルギーを使うことができないものなのです。

エネルギーとは感情でもあります。

例えば、あなたが「あの人だけには負けたくない」と思ったとき、どのような感情が生じているでしょうか？

それは「嫉妬心」です。

「負けたくない」と想っているときというのは、そのことだけをずっと考えていることになります。

「負けたくない、負けたくない」

それを呪文のように心の中で呟いている状態です。

そのような状態のとき、実のところ、あなたは既にその相手に負けています。

これは、よく考えていただくと分かります。

このような状態のとき、あなたの心に余裕が無いから「負けたくない」と思っているはずなのです。

つまり、自分は相手よりも下であることを、認めているということです。

そもそも、自分が勝っているのであれば、その相手にそんな感情を抱かないものです。

負けたくないと思ったときには、既に負けているということなのです。

そして「嫉妬心」というネガティブなエネルギーに囚われてしまっている状態です。

このような感情が出てくる原因は「人と比べている」からです。

人と比べるクセがついていると、その相手から学ぼうという視点が無くなります。

自分よりも優れている相手がいるのであれば、素直に学んだほうが得です。

しかし、「嫉妬心」に囚われてしまうと「負けたくない」という氣持ちで自分が満たされてしまって、学ぶということができなくなります。

これは、とても勿体ないことです。

「でも、どうしても人と比べてしまうんです・・・」

もし、あなたがそのように感じてしまうのであれば、方法がひとつあります。

それは、視点をズラすことです。

「負けたくない」ではなく、「あの人がいるおかげで、やる氣が出てくる」に視点を変えることです。

そう思えたとき、「嫉妬心」というエネルギーは「応援」というエネルギーに変換されます。

どちらのエネルギーを持っていたほうが、人生よくなるでしょうか？

どう考えても「応援」というエネルギーですよね？

一人の成功した起業家から教わった言葉があります。

「成功したのであれば、人と比べることをやめることだ。負けたくないって言っている人とは付き合いたいとは思わない。そんなこと言っている人は見苦しいだけ。負けたくなくても負けるときは負けるもの。人間の価値ってのは、負けたときにはっきりと分かるんだ。悔しいのは普通。その負けから何を得ることができたのか？そこに氣がつけるかどうかなんだ。負けた時の負け綺麗って言葉があるんだが、負けてもきれいなことが言えるかどうか、それが大事なんだ。それが言える人は、間違いなく伸びるし、応援したくなるんだ。逆にいつまでもメソメソして、悔しいって言っているばかりの人は、いつまで経っても成長できないし、人は離れていくものなんだ。だからこそ、人と比べないことだよ。」

成功した起業家が持っているエネルギーは、まさにこの「応援」というエネルギーです。

どういう人が応援したくなる人か？

人と比べず、素直に相手から学んで、そして応援できる人です。

そういう人を目指しませんか？

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。