成功した社長は問題を機会と捉えている

2022年2月4日 2022年2月3日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「成功した社長は問題を機会と捉えている」というお話です。

「社長、問題が発生しました…」
「社長、部下がミスをしまして、どうしたらいいでしょうか…」
「なんで、うちの会社は、こんなに問題ばかりなんだ…」

もしかしたら、社長であるあなたはこんな状態に陥っているかもしれません。

部下やスタッフから「社長、また問題が発生しました…」という言葉を毎日聞いていないでしょうか？

「社長！あれが問題で…、これも問題で…、ここにも問題があって…」

そんな部下からの「問題が発生しました」という報告や相談が多くて、自身の仕事の時間が取れてない、なんて状態ではないでしょうか？

もし、あなたがそのような状態なのだとしたら、それは大きく飛躍する機会がやってきている可能性が高いです。

そもそも「問題」とは何でしょうか？

この「問題」という言葉こそが、そもそもの「問題」です。

「問題」を「問題」として捉えているというのが「問題」です。

なんだか禅問答のようになってしまいましたが、捉え方を変えれば、「問題」とは「機会」になります。

何の「機会」なのか？

それは「カイゼン」する機会です。

実のところ「問題」というのは、裏を返せば「カイゼン」する機会を提供してくれます。

たとえば、部下が次々と「また問題が発生しました」とあなたに相談を持ち込んできたとします。

このようなとき、それは「問題」なのではなく、部下の教育の「機会」がやってきたということでもあります。

部下から「問題」を聞いた後、ぜひ、その部下にこう質問してみてください。

「〇〇さんだったら、どうしたらいいと思うかね？」

これをひたすら続けることです。

社長であるあなたが結論を出すのは簡単です。
そして指示を出せばいいだけのことです。

しかし、それを続けているからこそ、いつまで経っても部下から「問題が発生しました。どうしたらいいでしょうか？」と指示待ち型がカイゼンされないのです。

では、先ほどの「どうしたらいいと思うかね？」を続けたらどうなるのか？

このような感じに変化していきます。

「社長、問題が発生しましたのでご報告します。この問題に対して△△という対処を考えております。また、それ以外にも××があります。私としては前者の方法で対処を考えています。なぜなら〇〇だからです。そのような対処法で進めてよろしいでしょうか？」

この部下からの報告に対して、あなたがすることは「YES」「NO」だけです。

あなたが「問題」を部下の教育の「機会」と捉えることによって、それは飛躍する機会に変貌します。

そして、それを実行することで、あなたの時間はますます増えていきます。

問題が発生した時、その裏側や奥底にある本質を見抜けるかどうか？それが社長であるあなたには求められています。

みえない世界からのサインでもあるのです。

そのサインを見落とさないように、注意深く、物事を見るということが大事です。

成功した社長は、問題を機会に捉えています。

ぜひ、あなたもサインに氣がついて、ますます飛躍していってください。

「問題」とは「機会」なのです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。