成功した起業家は時代に合わせて仕組みを変える

2022年3月1日 2022年2月28日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「成功した起業家は時代に合わせて仕組みを変える」というお話です。

世の中には「仕事」ができる人とできない人がいるものです。

それは事実としてあります。

しかし、事実ではあるものの、「仕事」ができる人とできない人の間に大きな能力の差があるわけではありません。

では、能力以外に、どのような差があるのでしょうか？

例えば、現在では、オンラインという仕組みをビジネスに取り入れていないと企業や個人は、成果が上げにくくなってきています。

なぜかといえば、オンラインの仕組みを、お客様が望んでいるからです。

ネット通販やウェビナー、ビジネスチャットに代表されるように、オンラインを活かすことで業績を伸ばしている業種や職種が増えています。

それなのに、一向にオンラインの仕組みを導入しようとしない姿勢を取り続ければ、お客様は離れていきます。

数年前では、このオンライン上でビジネスをするというのは、ここまで一般化しておりませんでした。

しかし、現在ではビジネスにオンライン化していないと、時代に取り残されるような状態になっています。

たったの数年で私たちが置かれた状況は一変したのです。

そして、成功した起業家は、そのような時代の流れを読み、何か新たな技術やツールが登場すれば、まずは試してみることをされています。

その技術が自身のビジネスのどこに役立つかは分かりませんが、試してみてから考えるということをされているのです。

つまり、考えるよりも行動が先であるということです。

だからこそ、先行者利益が取れたり、その技術の先駆者として、その道のプロとして商品やサービスを拡充したり、時代に合わせて仕組みを変えていかれています。

ほとんどの人は、目の前の仕組みにこだわり、時代の変化に合わせようとはしないものです。

新たな技術やツールが出てきても、「ふーん、面白そうだな」と思うだけで、試してみるという行動に至ることはありません。

例え試してみたとしても、結局、この技術やツールを自分のビジネスにどう使おうかという考えには至らずに、結局、これまでの仕組みに戻っていきます。

そして、氣がついたときには、その技術やツールが、普通にビジネスで使われるようになって、後手にまわるという失態を繰り返すのです。

こんなことを繰り返していれば、ドンドン、時代に取り残されて、いつの間にか「お客様がいなくなっていた」という事態になり兼ねません。

「じゃあ、どうすれば、時代を読めるようになるのでしょうか？」

別に時代を読めなくてもいいのです。

時代を読むことよりも、大事なことがあります。

成功した起業家は、必ずやっていることです。

それが何かというと「なぜ？」という思考です。

一般的には「Why型思考」と呼ばれているものです。

どういうことなのかというと、例えば、こんな感じです。

「当社の現在の仕組みは本当に最善なのか？」
「プレゼン資料はブ厚いのが本当に良いものなのだろうか？」
「この選択肢以外に他に最適なものはないのか？」

このように、いまの仕組みや既存のものに疑問を持つことを、習慣にしています。

「もっといい方法があるのではないか？」

これです。

だからこそ、根本的な問題に氣づけたり、新しい発想をすることが可能になります。

このように成功した起業家は「なぜ？」を習慣にしていますが、そうではないイマイチな起業家は「何をすればいい？」と思われています。

そのような思考を「What型思考」と呼びます。

「当社の現在の仕組みをそのまますればいい」
「プレゼン資料はブ厚いのが良い」
「この選択肢が最善だ」

このように人から指示されたことや教えられたことに対して、忠実に行動することができます。

しかし、それ以上のことを考えたり、工夫することが苦手な思考の持ち主です。

いわゆる、指示待ち、マニュアル君タイプということです。

指示された通りのことはできたとしても、自分で仕組みを作ったり、時代に合わせて変化させていくということは、とても難しいです。

だからこそ、考え方を変える必要があります。

そのためには、まず「なぜ？」と自問自答することから始めてみることです。

この「なぜ？」という思考こそが、成功への鍵となるのです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。