成功した起業家は香りをビジネス活用している

2022年6月3日 2022年6月2日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「成功した起業家は香りをビジネス活用している」というお話です。

あなたはお祭りがお好きでしょうか？

私は大好きです。

お祭りの何がいいのか？といえば、そこはやはり屋台ですね。

あの食欲をそそるような「たこ焼き」や「焼きそば」が醸し出すソースの“におい”と、人だかりによる熱氣あふれた独特の雰囲氣がなんともいえない感じで大好きです。

もしかしたら、あなたも同じかもしれません。

しかし、ここで、ちょっと疑問に感じることがありませんか？

何かというと、お祭りに行くと、なぜか普段だったら、そこまで好き好んで食べたいとは思わない「たこ焼き」や「焼きそば」を、なぜか、お祭りに行くと無性に食べたくなってしまうのは、なぜかということです。

私はこれを「屋台のマジック」と呼んでいます。

「屋台のマジック」と呼んでいますが、ここでいうマジックとは、においのことです。

実はお祭りに行くと、無性に食欲が増してしまう原因は、この“におい”によるものです。

人が持つ五感のうち嗅覚というものは、唯一、脳に対してダイレクトに影響を及ぼす感覚といわれています。

過去にお祭りに行って楽しかった記憶が、「たこ焼き」や「焼きそば」が醸し出すソースの“におい”によって蘇り、当時の楽しい氣持ちを味わいために食べてしまうということなのです。

つまり、この場合は、ソースの“におい”と楽しいお祭りの記憶が紐づいているということです。

この“におい”をうまくビジネスに活用しているのが、スターバックスやベーカリー、焼き鳥屋などのお店です。

店の前を通っただけで、コーヒーや焼き立てのパン、焼き鳥の香りが漂ってきて、その“におい”が過去のよい記憶と結びつき、その記憶を満たすために、欲しくなるということなのです。

このように“におい”や香りというものは、マーケティングに自然と活用されているものなのです。

その香りを嗅ぐだけで、特定の商品や場所を連想させるという手法です。

このように、香りと特定の何かを結びつけるという方法は、古の時代から使われている「呪術」そのものです。

現代では、先ほどのような店舗もそうですが、サロンや美容室、ホテルなどで、実際に活用されています。

現代的に表現すると「香りマーケティング」と呼ばれているものです。

成功した起業家は、この香りというものを、うまくビジネスに活かしているものです。

例えば、お客様宛にお手紙を出す際に、その手紙にアロマなどの香りをつけて出すとか、そのような工夫をされていたりします。

他にも、来客時は必ずオフィス内を特定の香りで満たしておくことや、自分自身も特定のコロンでさりげなく香るようにするなど、香りをビジネスに活かしているものです。

簡単にできることでもありますので、ぜひ、香りをビジネスに活かしてみてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。