見たい世界を思い描く

2022年6月28日 2022年6月27日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「見たい世界を思い描く」というお話です。

起業家であるあなたは悩んでいるでしょうか？

起業家にとって悩みは尽きないものです。

「今月の目標はどうしようか？」
「今週の売上はどうやってつくっていこうか？」
「今日やることって何だっけ？」

このような、漠然とした悩みがあるとしたら、それは根本的なものが設定されていないことが原因の悩みです。

それが何かというと「目的」の欠如です。

「目的」とは、つまり、ゴールセッティングです。

成功した起業家は、必ず「成し遂げたい全体像」を描いているものです。

つまりは、「目的」が明快であるということです。

目的がはっきりとしていれば、適切な手段を選択できます。

なぜなら、その手段を選ぶことで目的を達成できるかどうかが基準になるからです。

裏を返せば、手段にばかり氣を取られている人は、目的がない状態の人といえます。

だからこそ、漠然とした悩みが尽きないのです。

そのような漠然とした悩みを解消するために、セミナーや勉強会に出まくってみたり、意味もなく人と会ったり、本でばかり勉強したり、というような行動をされる特徴があります。

私が会社員時代に出会ったコンサルタントの先生に言われた痛烈な言葉があるのですが、まさにそれが当てはまります。

「友野さん、本ばかり読んでいると馬鹿になるよ」

これです。

もちろん、この言葉には、ちゃんと意味があります。

それは、こうです。

「本を読むこと自体は否定しないし、必要なのだけど、“目的なく”本を読んでいる人って、頭でっかちになるんですよ。自分はこんなことを知っているんだと、知っているつもりになって、結局、行動しないんです。それって馬鹿だと思いませんか？」

当時、営業管理職であった私は仕事で行き詰まり、その課題を解消するために本屋で目的にあった本をみつけ、必死になって読んで、本に書かれていたことを実際に実践していました。

実践していった結果、その通りではなかったものの、課題をクリアしていったので、本は実践ありきの実用的な手段だと思っておりました。

だからこそ、このお話を聞いて、本を読んでも行動しない人がいることが驚きであり、なんのために本を読んでいるのだろうと疑問に感じたものです。

話を戻しまして、目的についてですが、あなたは目的を持たれているでしょうか？

繰り返しになりますが、目的がなければ、基準が曖昧になります。

だからこそ、いま、目的がないのであれば、先ずは目的をはっきりとさせることです。

しかし、ここでいう目的とは世間一般的な目的ではありません。

「年商〇億」
「自社ビルを建てる」
「会員数1万人のコミュニティを創る」

このような感じのものが目的と感じられているかもしれませんが、目的とはそうではありません。

それでは絵に描いた餅になってしまいます。

しかも、それというのは、あくまでも目的を達成するための「目標」に過ぎません。

では、目的とは何か？

それは、「あなたが見たい世界」です。

自身のビジネスを通して、あなたが見てみたい世界とはどのようなものなのでしょうか？

例えば、私たちが見たい世界は「見えない世界の話がビジネスで大事な基準として会話の中に普通に出てくる世界」です。

「あの物件は霊的によくないので今回取り扱うのは見送りましょう」
「今回のマーケティング企画には呪術の〇〇を取り入れて進めます」
「我が社のロゴマークには、社長のオーラカラーを取り入れましょう」

こんな会話が普通に聞かれる世界です。

これが私たちの「目的」です。

私たちが「霊視経営コンサルタント®」と名乗っている由縁でもあります。

このように目的から考えることで、すべてが決まります。

「目的」こそが重要です。

ぜひ、あなたの見たい世界を思い描いてみてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。