貧乏神に好かれないための経営者の仕事とは?~③儲かる商品を売らない
霊視×経営コンサルティングの友野です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
今回のテーマは「貧乏神に好かれないための経営者の仕事とは?」です。
あなたは「貧乏神」って、いると思いますか?
結論から申し上げますと「貧乏神」は、実在しています。
実在しているのであれば、絶対に関わりたくない存在ですよね。
今回は、この「貧乏神」に好かれないための経営者の仕事について、7回に分けてお話をしていきます。
第3回目となる今回ですが「儲かる商品を売らない」です。
え?
何を言っているんだ?
儲かる商品を売らなければ商売あがったりだろ!?
って思いますよね。
それでは、あなたにお聞きしますが、あなたのやっているビジネスは、儲かればよいのでしょうか?
儲かるだけでよいのでしょうか?
いやいや、儲かるからビジネスをやっているんでしょ。
儲からないんだったら、やらないよね。
そう考えられているのでしたら、あなたのそのビジネスは、長続きしません。
あくまでも儲かるからそのビジネスを、その商品を販売されているとします。
まだ世の中に、そのビジネスや商品が知られていない時は、当然ながら儲かります。
だって、そのビジネスや商品を扱っている人が少ないからです。
しかし、そのビジネスに多くの参入者がやってきたとしたら、どうでしょうか?
自分以外にも、その商品を販売される人が増えてきます。
そういったときに、きちんとしたビジョンや目的というものがなかったとしたら、お客様は他の販売者から購入するようになっていきます。
あなたから買う理由がなくなるからです。
ビジネスや販売する商品が飽和してきたとき、お客様は何を基準に購入に至るかというと、それは2種類しかありません。
①他社より安いか?(価格だけみている)
②あなたに共感しているか?(信頼している)
この2種類なのです。
あなたが、そのビジネスや商品を販売している理由、つまりはビジョンや目的がきちんとあって、それがお客様にとってのメリットとして伝わったとき、①のような価格競争に巻き込まれることはありません。
では、①のように価格競争に巻き込まれるのは、どのようなタイプなのかというと、貧乏神に好かれやすいタイプです。
つまりは、儲かるからそのビジネスをやる、儲かる商品だから売る、という人です。
これって、常にみているのは自分です。
自分本位の考え方です。
ようするに、お客様のことをみているようで、みていないのです。
このような観点でビジネスを始めると、貧乏神に好かれやすくなります。
ビジネスが長く続いて、お客様から信頼を得ている人や会社というのは、あくまでもお客様視点です。
このお客様の、こんな課題や悩みを解決しよう、お役立てしたい、業界を変えていきたい、とそのように考えている人や会社は強いです。
つまりは、自分が誰のための、何を提供する専門家であるのかを、自分自身が知っていて、それを提供できているということです。
今回のテーマにおける「儲かる商品を売らない」ということの真の意味は、ただ儲かるだけの商品は売らないということです。
あなたの専門性に合致しているかどうか?
お客様の悩みや課題を解決できるかどうか?
あなたが伝えていきたいものと価値観が合っているかどうか?
あなたが現在されているビジネス、または立ち上げようとしているビジネスは、ただ儲かるからやっているというだけのものでしょうか?
そのあたりを考えていただけるとよいかと思います。
それでは、また、次回ということで。
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