運がよい起業家になるには人間力を磨く

2022年5月7日 2022年5月6日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「運がよい起業家になるには人間力を磨く」というお話です。

営業力というと、いわゆるセールスマンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？

確かにそのイメージが強いものですが、起業家にとっての営業力というのは、ビジネスおいて必要な総合力となるものです。

「いやー、営業は苦手で・・・」
「私、営業やったことないです・・・」
「営業マンになるために起業した訳じゃないんだけど・・・」

世の中、営業が苦手という人は多いものです。

しかし、起業をしたら、最終的に「売る」ことが絶対的に必要になります。

それはたとえ、オンライン起業でも同じです。

対面なのか？オンラインなのか？
言葉なのか？テキストなのか？

それだけの違いで、根本的には「売る」という行為自体は同じものです。

しかし、ここでいう「営業力」というのは、何も「売る」だけのことを言っているわけではありません。

繰り返しになりますが、営業力には、起業に必要な総合的な力という意味合いがあります。

それは、マーケティングや企画、編集、販売という知識やスキルであったり、判断力、集中力、忍耐力、ど根性といったメンタル面など、そのような力が集まったものになります。

このような力が集まることによって、売れるようになります。

だからこそ、優秀な起業家に、営業畑出身の人が多いのは、それが理由でもあります。

しかし、そうは言っても“営業”に苦手意識を持っている人は多いのが現実です。

では、営業が苦手な人は起業してはいけないのかというと、そういうわけではありません。

しかしながら、起業したら営業することは絶対的に必要です。

では、どうしたら“営業”に対して苦手意識を克服することができるのでしょうか？

そもそも苦手意識の原因は、何なのでしょうか？

それは「断られるのが恐い」からです。

これが原因です。

なぜ、断られるのを恐れているのでしょうか？

それは、あなた自身が売り込みされるのが苦手だからです。

これはあなただけではありません。

誰しも売り込みされるのは嫌なものです。

しかし、世の中には優秀なセールスマンがいるのも確かです。

では、彼（彼女）らは、どのように営業をしているのでしょうか？

そのヒントになるのは、あなたが今まで出会ったセールスマンです。

そして、それは何もセールスマンでなくてもいいのです。

実のところ、営業という行為は、無意識の内に誰もがやっているはずなのです。

例えば、いつもあなたにいい情報を紹介してくれる人って周りにいたりしませんか？

そして、その人から教えてもらった情報をもとに、実際に商品やサービスを買ったことがあるのではないでしょうか？

これは立派な営業行為です。

しかし、相手もあなたも、そのことに全く意識をしていないはずです。

それはなぜなのかというと、その相手は実際に自分が使ってみてよかった商品や情報の中で、あなたにきっと役立つと思えるものを厳選して、紹介をしてくれているからです。

しかも、笑顔で楽しそうに、お話をされているはずです。

ここが大きなヒントです。

「笑顔で楽しそうに」

セールスにおいて最も重要なのは、ここです。

つまり、相手に喜んでもらうという氣持ちです。

その氣持ちの根源にあるのは、相手に幸せになってもらいたいという「福の神」としての魂です。

相手の役に立ちたいという氣持ちは大事です。

しかし、それ以上に大事なのは「喜んでもらう」ことです。

例えば、デパートの催物会場で行われている「実演販売」というものがありますが、ものすごく売れます。

なぜ、実演販売で売れるのか？

その理由は、その実演をしている人が「笑顔で楽しそう」だからです。

そして、自信を持って、商品を紹介しているからです。
人は楽しいことが大好きです。

そして、自信がある人に対して信頼感を抱くものです。

だからこそ、真面目に商品を説明している人より、笑顔で楽しそうに、おもしろおかしく、しかも自信満々に商品を説明する人に惹かれるものなのです。

時代が変わっても落語が人氣ある理由は、人々が「楽しさ」や「面白さ」を求めているからです。

そして、自信を持って人前で話をされる落語家に対して、尊敬の念を抱き、それが昇華することでファンになっていくのです。

これは何も対面だけでなく、動画やテキストからでも伝わるものです。

今日の話のポイントを要約しますと、笑顔で楽しそうに、自信満々に、そして「福の神」として、お客様と接することです。

起業家になったからには「福のある人間」になることです。

つまり「人間力」を磨いていくこと、それが大事なことなのです。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。