順番を間違えている人が多いターゲットとメディアの選定

2022年7月5日 2022年7月4日 Tomono

霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回は「順番を間違えている人が多いターゲットとメディアの選定」というお話です。

「集客するには、どのSNSを選べばいいのでしょうか？」
「やはり動画がいいでしょうか？」
「情報発信するなら、やはりアメブロですか？」

起業家から、このような相談をいただくことがあります。

確かに起業家にとって情報発信をすることは必要なことです。

なぜなら、情報発信することで、自分が何者で、何の専門家であるのかを知ってもらうことにつながるからです。

しかし、情報発信をする前に、あることを決めていなければ、その情報発信はムダになってしまう可能性があります。

それが何かというと、ターゲットを決めることです。

あなたの商品やサービスは、誰に役立つものなのでしょうか？

そして、あなたは誰の何の悩みを解決する専門家なのでしょうか？

この「誰」を決めない限り、情報発信する内容も決められないですし、どのメディアを選んだらよいのか、それを決めることもできません。

例えば、あなたのターゲットが60代以上の男性経営者であれば、メディアの選定はどのようになるでしょうか？

60代以上の男性経営者が、情報収集するために活用しているメディアとはどんなものでしょうか？

想像してみてください。

スマホを普及とコロナ渦の影響によって、以前に比べれば60代以上の男性経営者でもSNSの利用率は上がってきているものの、まだまだ主流ではないのは想像できますよね？

新聞や雑誌などのアナログなメディアが主流であることが、想像できるのではないでしょうか？

他にもネットサービスであれば、日本経済新聞電子版などの経済メディアが主流です。

そうなのであれば、果たしてブログやSNSで情報発信をして効果が上がるのかといえば、そうではないといえます。

DMやFAXDMなどのアナログなアプローチのほうが有効かもしれません。

しかし、あなたが扱っている商品やサービスがIT系のもので、60代以上の男性経営者でITに強い人がターゲットであれば、新たにリサーチをする必要があります。

また、60代以上の男性経営者をターゲットにしたとしても、直接、そのターゲットにアプローチをするのではなく、そのターゲットの奥様にアプローチをするという方法もあります。

つまり、奥様からの口コミ紹介を狙うという方法です。

このように、情報発信をする前にターゲットを決めないと、情報発信そのものが無駄になってしまう可能性があります。

そして、どのような導線をつくっていくのか、それによってどのメディアを選定するのかも変わってきます。

繰り返しになりますが、メディアを選定する前に、先にターゲットを決めることが重要です。

この順番を間違えてしまうと、遠回りすることになりますので、注意が必要です。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。