「“この道から外れたら破滅するよ”と言われて道を外してみたら最適解でした」

2021年11月1日 2021年11月1日 Tomono

霊視×経営コンサルティングの桜賀和愛美です。

いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは

「“この道から外れたら破滅するよ”と言われて道を外してみたら最適解でした」です。

桜賀和は、専門学校を中退して某テーマパークに勤めたことがあります。

専門学校をやめる時それはそれは引き止められました。

「履歴書に一生“中退”と書くことになるぞ！就職に不利になるからやめろ！」

「成績は優秀なのだからこのままやめるのは勿体ないぞ！」

同じクラスの子にも一緒に頑張ろうよと引き止められましたが、私は中退を選びました。

引き止めもします。まだ入学して半年だったのですから。

しかし、私は中退しました。多額の奨学金返済と共に。

やめる理由はたくさんあり、半分病んでいたのもあるのですが、
毎日たくさんの資格を取る勉強をして、就職氷河期の私の世代が一生懸命目指す「就職」が
途中から何なのか分からなくなってしまったからです。

私の入り方もいけませんでした。

高３目前の年明けに初めて身近で人が亡くなりました。
私は看護師を目指していて、高校はそういうクラスに入っており、病院に研修に行ったりしていました。
その時看護師さんに“病院では１日に１人は必ず亡くなる”と聞いていたのを、身内で初めて死を体験した時に思い出し、

「こんな悲しむ遺族を毎回私は見ていられない」

と感じ、看護科クラスだったのに看護師への道を止め、途方に暮れた私は同級生の学校選びの濁流にのまれ、
“早くどこの学校か決めないと”と思い、なんと手相占いの先生に言われた「旅行系」の学校。
それも「この近くに専門学校があるよ」という言葉でその専門学校に体験に何度か行き、決めてしまったのです。愚かですよね。

しかも、その専門学校には新しいクラスが誕生しており、体の不自由な方でも旅行ができるよう介助できる人間の生育クラスというもので、私はなんと更に愚かにも「私の中には障害というものに偏見がある節がある。それを克服するチャンスかもしれない」という氣持ちでそのクラスに入ってしまったのです。

選択の仕方は愚かでしたが、結果的には学んで正解でした。
学生の頃の良く分からないビデオ教育がいかに間違っていたか分かりました。その時の知識は後日大いに役立ちました。

その後奨学金（借金）の返済を持ち帰った私はさらに愚かな選択方法で某テーマパークに仕事をしに行きます。

ぼーっと将来の事を考えても一銭も稼げないので、働きながら考えよう。
そう思い入った某テーマパーク。なぜ入ったかと言うと、これまた偏見があったから。

「着ぐるみのいる遊園地。その中でいい年した大人がはしゃぎまわる土地」

という激斜め見の思考があったからです。しかし、知らないクセに「嫌い」と言うのはオカシイのではないのではないか？という、
前回の教訓を全く生かせてない思考で面接に行き、受かってしまったのです。

ここも結局は勤めて良かったと思います。仕事に対する思考、お客様に対する思考、振る舞いなど、様々な事を学べました。

とはいえやはり、とっても浮いてました。キャラクターの名前もほとんど知らなかったですし(笑)

思えば昔から浮いた人間でした。

誰一人共感し合える人間はおらず、話の合う人もおらず。なので、付き合いも悪い。
また、突拍子もない思考と行動をする私を理解できる人間はいませんでした。

しかし自営業をしてみると、なんと私のような人たちばかりでした。

あ、いえ。愚かな決め方をしているところではなく(笑)