【能力処方】人の氣持ちが分かりすぎてしまう能力の方

霊視×経営コンサルティングの桜賀和愛美です。

いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

 

今回のテーマは

「【能力処方】人の氣持ちが分かりすぎてしまう能力の方」です。

 

世間では良い意味で氣づかいができる人。悪い意味で氣を使いすぎて繊細な人。

心理学ではHSP。

よりスピリチュアル寄りだとエンパス…。

 

自分の事はサッパリ分からないのに、他の事は知りたくない事まで良く分かってしまう。

人の想いや感情、状態が分かってしまってわが身に起こった事のように感じられて辛い…。

 

私たちの元には上記のような悩みを持ったビジネスマン・経営者の方が訪れる事も珍しくありません。

氣がついてない方も結構いらっしゃいます。

 

 

「オフィスにいて、誰がどんな状態で何に困っているか?体がしんどいかどうか?調子が良いか?自分のデスクにいながら把握できたりしてませんか?」

 

「どなたかと話している時に本当はどう思っているのか分かりませんか?」

 

 

そう問いかけると表題の能力があるビジネスマン・経営者の方はほぼすべての人が「分かる」と言います。

勿論、その中でも能力は様々なので統一して一概には言えませんが。

 

この能力は上手く使えると大変すばらしい能力です。

表題の能力を持つ上手くいっている経営者の方は、この能力と上手くお付き合いし、人や仕事の関係をスムーズにしています。
人だけでなく、物などの情報も分かってしまったりするのも特徴です。

 

残念ながら桜賀和は超鈍感でケセラセラなタイプなのでこの能力はあまり機能していないのですが、
友野はこの能力があるので自ら実体験し、便利さと不便さを感じているようです。

 

とはいえ、桜賀和も霊視をするとこの能力の方々の苦労が100分の1ぐらい分かります。
この能力は対処をしないととてもとても疲れますし、しんどいです。

 

しかも、この能力にのまれたら、下手したら人生を棒に振ります。

 

 

桜賀和の親族にもこの能力の者がいるので、幼い時からどんなデメリットがあったのかまず見ていきたいと思います。

 

 

・人が怒られていると自分が起こられている以上に恐れ、不安を抱く。

・相手が行動をおこす前に、相手の氣持ちや思っている事が分かるので、自ら引導を渡したり去ったりする。

・近くにいる人の感情を自分の感情だと思い同調して同じようにふるまってしまったりする

・映画、ドラマ、芝居などを観ると同調しすぎてしまい、恐ろしいほど疲れてしまう。

・いさかいが起こると自分がその原因の一端がある氣がしてわざわざ仲介に入ってしまったりする

・初対面でも分かってしまうのでつい同情して面倒をみてしまうが、結局同情からなので面倒な事になったりする。

・場所によっては具合が悪くなったりする。

・誰かのため、誰かのためと先回りしたり氣を使いすぎたりして走りすぎて倒れ、病む。

 

 

簡単にデメリットを上げると上記のような事があります。

能力の中には本当に相手になったかのように痛みや苦しみを感じる事もあったりなどをしてしまう方もいらっしゃいます。

 

霊視でエネルギーを見るとそういう方がその能力を使っている時、エネルギーがその相手に伸び、溶け合うような感じになっている方もおりますし、
中に入り込んで霊視をしているような場面も見えたりします。

 

 

が、これは危険な事が多いです。

 

 

私や友野はやろうと思えばできますが、それは滅多にやりません。

そんな事いちいちしていたら体が持ちませんし、自分や自分の役割を見失ってしまいます。

 

やり終わった後、かなり自分をケアしないといけません。

下手したら抜けるのに数日かかる事もあります。

そうなるとその数日の運やエネルギーが低下するので、それもリスクとして視野に入れねばなりません。

 

 

相手にヒントを与えたられたら良いなと考えているのであれば、より客観的に、事実を見て、対処法を考える。

それだけでいいのです。相手の感情を受け止めていたらキリがありませんし、無意味です。

 

相手の苦しみを分かってあげる事は時に必要ですが、本当の意味で理解する必要は無いのです。

感情をいちいち感じ取っていたら病んでしまいます。

 

 

では、このような能力を持っている人はどうしたらいいのか?

 

 

それは、自分と他の境界線を作ることです。

 

 

自分以外のものを無条件に受け入れて、出入り自由にしているから訳が分からなくなってしまっているのです。

自分がどこにいるのか分からなくなってしまうのです。

 

今の状態は相手から与えられるもので世界を作ってしまっています。

本当のあなたがいるにもかかわらず、受動的に、依存的に受け取って、感じて、動いている。

相手を中心に世界が回っている状態です。

 

 

何事も自分軸、自立的にしてみてください。

 

ようは、顔色をうかがわない事です。

 

「自分で決める」をクセづけるのです。

 

 

意識的に「自分で決める」「自分で選択する」をしてみる。
例えば、寝る前に「朝起きたら朝一番の行動は観葉植物全部に“おはよう!”と声をかけてみる遊びをしてみよう」と決め、翌朝実際にやってみる。

 

いつもはお茶しか飲まないけど、この一週間は毎日違うジュース、もしくは炭酸を飲んでみよう!と決め、実際やってみる。

 

この内容に意味はありませんが、あればより効率は良いかもしれません。しかし、何でもいいのです。

あなたが決め、実際行動する。ここに大きな意味があります。

 

 

自分で決めて行動する=自分軸

 

 

この世にあるものは神様がつくったもの。

人も神様がつくったもの。

感情も、欲もそうです。

 

人の営みの中には学びが沢山あり、その中にはその人が大きく成長する種が沢山あります。

人間の世の中が毎日平和で、誰も悪い感情を抱かず、欲も持たない世界などこの先何千年経っても訪れません。

 

あなたがいくら先回りしたところで、いくら氣をつかったところで、神に祈ったところで、どうにかなるものでもありませんし、
どうにかなったら逆に当人と沢山の存在が困ります。

 

 

他人を見る事をやめてください。

境界線を引くのです。他人の中に一欠けらも“あなた”はありませんし、参考にすらなりません。

相対の世界、人と比べる世界にいるとこの能力はより、暴走しやすいです。

 

この能力があるあなたは、あなたとその他の境界があいまいになりやすいのです。

 

 

その感情、その想い、その思考は、本当にあなたのものですか?

 

誰かから頼まれてもいないのに、ただ勝手にあなたが受け取ったものではないですか?

 

そして勝手に想像して、行動していませんか?

 

 

この能力が大変なのは良く分かります。

友野も私の親族も、長年、長年、苦しんできました。

ともすれば、人間不信になり、疑心暗鬼になる。そんな能力です。

 

しかし、この能力は使えます。

この能力を使うには今暴走している能力を律するため、まず断たねばなりません。

ちゃんと使いたいから、まず断つのです。

 

相手とあなたは違う。

あなたにはあなたの世界があり、それを大切に育むべきなのです。

あなたの世界を育むのに誰かの要素はいらないのです。

 

そして自分以外の方と関わる時は自分の世界を大切にしつつ、一歩引いて、もしくは客観的になって接する。

その能力が必要な時はその時ちょっと相手の氣持ちを考えてみる。

 

この能力は使いたいときに、使いたいだけ、ちょっとでいいのです。少しで効果が高いのです。

 

 

あなたが自分を、自分の人生を大切にした時。

自分軸で考え、動けるようになった時。

あなたの中で心の平和が訪れます。

世界はそれに合わせてきます。

結果は後からついてきます。

 

 

この世の誰も悪くはありません。

あなたも悪いわけではないし、この能力が悪いわけでもありません。

ちょっとした視点の違い。ちょっとした付き合い方なのです。

 

是非試してみてください。

 

 

それでは本日のお話は以上です。

ありがとうございました。

 

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