憑依体質の人の特徴と改善方法

2023年9月12日 2023年9月12日 Tomono

「お前、道端で動物が死んでたり、花が置いてあったりしたら同情するだろ？同情するから連れてくるんだ」

私が学生時代の頃、視えない世界が視える父に、私はそう言われたことがあります。

それは、あまりに私が未浄化の動物ですとか、いてはいけないモノ達を色々くっつけてくるからでした。

この時私は、自らいてはいけないモノ達を引き付けている原因を作っていました。

それが何かと言いますと、自分軸の無さです。

曖昧
ノーと言えない
過保護
依存
自分で自分を満足させられない

自分と自分以外の境を曖昧にしていたのです。

よく、「憑依体質」などという言葉があり、その言葉の体質だと言う方が多くいらっしゃいますが、それは残念ながら、上記のような特徴があるとも言えます。

父は当時の私を“優しすぎる”と表現しましたが、言葉が柔らかいだけで、人生にとって良い事とは言えません。

それは、視えない世界においてもですし、現実世界でも同じです。

一時の優しさや同情心で氣を持たせた後、一体どうするのか？

「この人は分かってくれて、助けてくれるんだ」

と思わせた後、何もしてくれない。

思わせぶりのまま、相手はずっと救われないで過ごすのです。

現実世界では、人に優しくしているはずなのに、黙って人がいなくなっていきます。

あるいは、頼られなくなっていきます。

無責任で頼れない。心もとない。

しかし、イイヒトだから悪くも言えない。という状態です。

昔、「同情するなら金をくれ」というセリフがありましたが、同情して良い人は最後まで責任が持てる人間だけです。

いい人のふりをして他者を生殺しにするような事は、罪なのです。

私は当時、ハッキリ意見を言う人間を恐れていましたし、優しくない人だと思っていたのです。

しかし、ハッキリYES・NOを言える人こそが、他人に優しく、自分を大切にしている人なのです。

私はただ、“あたり”が優しい、「雰囲氣優しい人間」でした。

それは自分のあずかり知らぬ、視えない世界と現実で罪を犯し続けます。

強い低級霊も、優しい人間や、味方である事を強調し、いい顔をして近づいてきます。

高級霊はというと、ほとんど口を利かず、口をきいたかと思えばとても厳しかったりします。

原因があって、結果未浄化のものはそこにいます。

赤の他人に、同情の余地はありません。

それよりも、自分の事をされた方が良いです。

やる事が沢山あるのですから。

同情をした結果、何もしてあげられず、責任が持てないならば、そんな自分を認めて、自分の課題、自分の手の届く範囲での事をされた方が沢山の人が喜び、そして、自分を大切にする事が出来、憑依体質とは無縁になれます。

罪を増やさず、自身が出来る力の範囲で活躍をしてください。

それこそが、平和であり、誰しもにとって良い世界であります。