前世で重要なのは「いつ・どこの・誰」ではない

2023年9月17日 2023年9月17日 Tomono

「私の前世は何だったのでしょうか？」
「どんな時代の、どんな人だったのでしょうか？」

スピリチュアルに興味がある方は、前世についてにもとても興味があり、このような質問をされることがあります。

私もこの生業をするまでは「どんな人だったのかなぁ？」「ちょっとでも凄い人だったら今の自分に自信が持てるのになぁ」なんて、思った事がありました。

しかし、前世鑑定をすればするほど、私はつくづく思うのですが「いつ・どこの・誰」というのは、本当にどうでも良い事だという事です。

現代で考えると分かるかと思います。

今、お金持ちで、権力が合って、血筋があって、名声が合って…という人々。

特別な能力が合って（周りからそう見えていて）、活躍している人々…。

そういった方々は、完全無欠でしょうか。
課題が無いでしょうか。

お金や能力があるからいいじゃないか。

そういった言葉もチラホラ聞きますが、外から見ただけでは分かりません。

そして、本人も氣がついていない大きな問題が膨れ上がっていたりもします。

人は皆、死ねば骨です。

そして、全員抽象的に言えば光となります。

そして、内側のものだけを天に持って帰り、次の転生があればそれに向けて考察、抽出し、宿題を選別します。

そこに、「いつ・どこの・誰」はカケラも出てきません。

時として、人が「良い」と思う者になって、それを負荷にする方も珍しくありません。

今世は全て、計算してできています。
今、目の前にある課題が持ち出した宿題です。
それをクリアするとまた、別の世界が開けていきます。

また、あなたの本質からズレなければ何になっても、どこまでいっても良い自由がありますので、挑戦すればするほど道が開けてきます。

本質というのはあなたという人間のこの世に来た目的です。

この世に来た目的と言っても、大それたことではありません。
そしてそれは、一つとは限りません。

これも良く言われるのですが「答えが欲しい」という要望。

この本質は、複雑なストーリーが組まれた、壮大な物語なので、タイミングや順序があったりもします。

今、近々に目の前に迫っていて、本人も何となく奥底で感じ取っていて、守護霊が良いというタイミングだったらヒントをお伝えする事もあります。

しかし、目的の全てを言う事は不可能ですし、許されない事です。

この世に来た意味が失われる事を指します。

過去何であったか、人生の答えが何なのか？という、過去や未来に目を向けず、今に集中すればやるべき事は見えてきます。

「前世を知る」という事は、今の課題を知り、引き継いだ能力を知るという事。

時には、魂のトラウマを解消する事なのです。