何になりたいか？は迷子の始まり

2023年10月5日 2023年10月5日 Tomono

「大きくなったら何になりたい？」

子供の頃そう聞かれて育った人は多いのではないでしょうか？

私はしばらくセーラームーンと答えていまして…。

小学生でもその想いは強かったのですが、もう誰もそんな事を言っておらず、セーラームーンになりたいという想いを封印し、皆が良く言う職業を言っていました。

年齢が上がる毎に、進路がちらつき、そして、就きたい職業を選ぶ年齢になる。

「何になりたいか？」を問われます。

その問いに多くの人々が悩んでいるのを見てきました。

そして、霊視鑑定及び、一般的に質問で多いのは

「どうしたら天職に就けるのか？」
「自分の使命を果たせる仕事は何なのか？」

というものです。

確かに無いと言ったらウソです。

しかし、「○○という職業をやる事があなたの使命です」と言った結果は、霊視ではほぼ9割ありません。

守護霊や高級霊も「○○をやりなさい」と、職業を指定してくる事はほぼありません。（職業指定は時折あります。100％とは言い切らないのはそのためです。なので“ほぼ”と表現しています。）

では、使命や天命って何なのか？

そもそもなのですが、使命や天命というものは「あなたが輝く職業」ではありあません。

あなたがそれを行う事で、「誰かが助かる職業」です。その結果、自身が輝くのです。

あなたが自身を犠牲にしていたり、誰かを助けるどころではないような環境の職場でしたら、それは使命とはいえないので変えた方が良いでしょう。

しかし、誰かが助かる仕事をしていれば、それはあなたの使命と言えます。

「まずは目の前の事を一生懸命やりましょう」「今中」という言葉はそういったところから来ています。

自分自身の前世からの想い「○○したかった」と、その事に関連した「誰かを助ける」が合致した時が使命です。

なので、「自分自身が何になればいいのか？」を追求し始めたら、一生迷子になってしまうのです。

それは、自分の事しか考えてないので、逆に運を始めとした様々なものを失う事にもなりえます。

冷静に自身を分析する必要があります。

何が得意で、何が嫌いで、何が好きで、何が苦手で、何なら手も頭も早く動いて、どんな人をどうしたらいち早く助ける事ができ、その方々にどういった未来を提供する事ができるのだろうか？

それが使命です。

神様ですら、自分たちの名前はどうでも良いと言っています。

死んだら天界で「喜びの人生を送れた？」と聞かれます。

経歴も肩書も貯金も何も聞かれません。

肩書や職業名にこだわるのは人間だけです。

あなたは、誰に何を提供できるでしょうか？

それを提供できた時、相手は勿論の事、相手の守護霊も、相手に繋がる人々も、そして、あなたの守護霊とあなたと、あなたに繋がる多くの人々が喜びの人生に向かう事となります。

何になるかにこだわるのをやめ、何を提供できるかを、是非、時間をかけてもいいので考えてみてください。