天岩戸を開きたいなら闇の中の光を拾い続ける

2023年10月29日 2023年10月28日 Tomono

遥か昔から、良く言われている
「悪魔は冗談が嫌い」
実はこれ、私達から見ても頷ける事です。

軽い霊障ならば、笑いは大いに祓いとなります。

例えば自分と同じにしてやろうという視えない存在が居たとして、その同じにしてやろうと思った人間が、起こった現象に対して氣にもとめず、何なら忙しそうで、常に何らかで笑っていたりしてたらどうでしょうか？

「あ、こいつ面白くないわ」

と思います。

そして、別のターゲットを探します。

霊障はその雰囲氣に飲まれたら、そのまま一氣にそちらのテリトリーに流され、そして振り回されます。

自分の思考をいつ、いかような時にも「嬉しい」「楽しい」「面白い」「感謝」の方に持っていく事が重要です。

実は祝詞にもそのような事が書いてあるものがあります。

「あはれ　あなおもしろ　あなたのし　あなさやけ　おけ」
これは、天照様の天岩戸を開く時のお祭り騒ぎをした時の光景で、祝詞となっているものです。

「天が晴れて日が差してきた」「面白い」「楽しい」「植物も木々も喜んでいるよ」という内容です。

そして、天照様は「何だか楽しそう…」と、戸を開ける…。

祓いでもあり、明るい未来を呼び込む秘訣でもある事が書かれています。

真面目に、真面目に、深刻に、深刻に考える人ほど、闇のテリトリーに流される傾向にあり、そこでも生真面目にしてしまうので、どんどんドツボにはまっていってしまいます。

上記の神話の話で言いますと、太陽が隠れて世界が暗くなっている状態で、更に「どうしよう」「自分が悪かったのかもしれない」「私なんか…」「このまま太陽が出なかったら…」と、暗い世界の中静かに考え込んでいる状態です。

まず、楽しい事を起こす。
楽しくなってしまう。
そうすると、後から事象がついてきます。

私も昔、生まれてこの方人間ではないものに憑かれていたのですが、自然と「冗談を言う」「面白い事を考える」をしていました。

そのお陰で精神は病まずに済みました。

そして、そんな中でも面白い事はちょこちょこ、やってきていました。

勿論最初は深刻に考えるんですけど…。

「あー、この時にこんなハプニングがあって、こうなってこうなったら…ぷぷぷ…」と、現実で起こった事、深刻に考えていた事が、途中からお笑いの舞台のようにコミカルになって行って、結局、「何に悩んでたんだっけ？」となったりします。

何なら、これを人に話して可笑しさを共有していました。「そうはならんだろ！」と話していると、心も楽になりますが、黒い、くすんだエネルギーも薄らいで消えていきます。

これは、問題を解決する事から逃げているとは違います。

問題は問題として向き合うのですが、問題と解決方以外の余計な、例えば人からの嫌味ですとか、恥の感情ですとか、そういった問題と解決方とは関係ない部分で、氣を落とす。

そして、落とし続けると、エネルギーが下がり、陰に偏り、それが続くと良くない事が引き寄せられてきます。

それが長ければ長いほど、憑依体質の方は憑依を受けやすくなります。

この、エネルギーを落とさないという事がとても重要なのです。

そして、時に人はバカになった方がいいのです。

余裕が無いから張り詰めて、亀裂が入ってしまいます。

余裕が有れば、たゆんで壊れません。
柳に風で受け流す事も出来ます。

渦中にそんな事考えられないと思われるかもしれませんが、緊急かつ重要な事をしている時以外は、思考次第で余裕を生み出せます。

真面目かつ深刻に考えすぎる人は、自分で自分を追い詰め、それが呪いとなり、エネルギー低下を招き、霊障が起こる人は起こる…。

精神や体に不具合が起こる…。

負のスパイラルです。

前のブログにも書きましたが、思考停止し、自分の頭で考えられていない所で流されるという状態が霊障的にも、心理的にも、思考的にも、一番良くありません。

おまけに言いますと、視えない世界の高級霊は楽しい、面白いチャレンジが大好きです。

人が面白そうにしていると凄く氣になりますし、応援してくれる時もあります。

どうせなら、応援されながら、面白く前に進んでいった方が人生楽しいです。

特に、生真面目な方。
自分を許せない方。

あなたはこの地球に産まれた時点で、多くの存在から愛される存在です。

自分を攻撃せず、問題点と解決法が分かったらエネルギーを落とさないよう、「面白い」「楽しい」をどこかで見つけて、楽しんでみてください。

そして、感謝を数えてみてください。

暗闇の中の光を辿って数えていけば、大きな光の中に出ます。

人はそうやって、面白い・楽しい道へいつでも行けるのです。