【悪魔学】悪魔も使う「愛」の罠

2023年12月3日 2023年12月3日 Tomono

古来から悪魔は聖書を引用すると言われている。
それは、この世に光が出来た時、同時に闇ができたが故に、
光と思われるものにも影がある。なので悪魔も聖書が仕える。
そしてそれは、宇宙の法則に則っている。

天界には愛が満ちている。
地球上では、その力を行使している者も沢山おり、多くの人間に良い影響を与えている。

しかし、聖書と同じく、愛にも影がある。
地球と言う星は、光がある所には必ず闇がある。
表裏一体の星だ。

あなたは、愛に依存していないだろうか？
あなたは、愛に固執していないだろうか？
あなたは、愛に飢えていないだろうか？

愛の為に、「前後不覚」「執着」「盲目的」になる時、
あなたの思考は魂と離れ、光を弱め、魂の目的を見失い、
空白とノイズに支配され、相手如何で芯を揺るがす事となる。

愛だけを追えば、あなたは自分を見失い、
あなたの全ての均衡を崩すだろう。

神と約束した光の道から外れていき、加護の道から離れ、
快楽と飢えを満たすかに見える、甘い蜜の湖に駆けこんでいく。
それは、悪魔が用意した蠱惑の湖だ。

悪魔はそれを見て、固唾をのむ。
底なしの湖にあなたがもっともっと深く沈むのを、今か今かと待っている。

人が誰しも望む愛を、悪魔は餌にする。

自分で自分を満たせない者。
感謝が出来ない者。
手の中にある幸せを数えられない者。
依存の心がある者。
虚栄の心がある者を、

悪魔はこの湖で溺れるまでと、溺れた後を観察している。

悪魔の手からは、いつでも抜け出せる。
悪魔は引き込んでいるのではなく、悪魔は仕掛けて観察をしているだけだからだ。

自分の内なる光を見つめる事。
自分の中に全ての愛が詰まっていると自覚する事。
自分もこの地球、宇宙の一部だと自覚する事。

天の許可なく人はこの世に現れられない。
神（宇宙）の分け御霊である私達は、
誰しもに生きる自由を与えられている。

自分を取り戻す事。
自分が主人公でり、唯一自分の人生をコントロールできる存在なのだと思い出す事。

愛に溺れていると思うならば、悪魔の湖から今すぐ立ち去り、
天で約束した自らの光の道に立ち返る事をお勧めする。
それを妨げる者は湖の住人となっている者達である。

あなたにしかできない事を遂行すれば、
天に続く光の道が、光の存在が、
あなたに良い影響を齎し、導いてくれる。

あんなに搔き集めようと思っていた「愛」は、
あっさりとその時以上にやってきて、あなたを満たすだろう。

あなたは遠回りをさせられている。
あなたの人生をコントロールし、やるべき事を成す。
それが結局、本当にあなたの望む未来に一番近く、繋がっている。