【悪魔学】地獄はこの世にある

2023年12月7日 2023年12月7日 Tomono

地獄はこの世にある。

どこかに地獄と言う世界があり、
地獄の番人が罪人を罰し続けるような地獄というのは無い。

人の魂は滅多に行けないが、全てを無に帰す空間はある。
闇の中の闇、星一つ無いその流れに乗れば、
“あった”ものを根源から消滅する事が出来る。
絶望的で、寂しく、虚無な場所だ。

罰する者が居るというのは、救いがあるという事に他ならない。

本当の地獄はこの世にあり、
その地獄から抜け出すには自分で這い上がる他、救いは無い。

自分で初め、
自分で終える。
それが地獄の入口と出口だ。

この世の地獄は大きく分けると3つある。

・生きている間に陥る地獄。（異次元との干渉を含む）
・自死して本来の寿命までこの世を彷徨う間の地獄。
・低級霊・悪霊につかまり取り込まれる、あるいは縛られ天へ帰れない地獄。

抜け出し方は、
低級霊・悪霊に縛られた魂は、神の采配を待つ他無いが、
おおむね蒔いた種を自ら刈り取る。
ただそれだけだ。

それは現世で蒔いた種かもしれない。
それは前世の魂が蒔いた種かも知れない。
もしかしたら、遥か太古から少しずつ刈り取る約束をした種かもしれない。

それも、本人が決めて地上にやってくる。

しかしそれらは、学びと修得でもある。
学べず続ける事が地獄なのである。

地獄はこの世にある。

人が生きている限り、悪魔や地獄は付きまとうだろう。
太陽が出ている限り、影が出来るように。
それが、この世の理だ。

世界は陽が半分、陰が半分で出来ている。
始めは神が創り、今は人が主に創っている。

人は神の分け御霊。
人の一人一人が世界を創っている。
人の数だけ天国と地獄がある。

人が創り出す創造物は陰陽が混在している。
それは、陰より出ずる陽を人は好むからだ。
夜明けの朝日が好きだからだ。

ヒーローズジャーニーは夜と昼の間、
人の陰陽の間から生まれている。

人が陰から陽へ脱する時、
あらゆる光の存在が祝福するのは、
光の存在も陰から陽に行く魂が好きだからだ。

夜明けは一人一人の世界で、誰もがコントロールし迎えられる。
いつでも、夜明けを迎えられる。

今、あなたが暗い闇の中に居るならば、
光の存在があなたの隣で夜明けが来るのを一緒に待っている事だろう。

あなたが闇に親しみを感じ、
闇の深くの地下で動かないようにしているならば、
隣にいる気の置けない友人はきっと悪魔だろう。

人はいつでも、自分の世界に朝日を呼ぶ事が出来る。
あなたが重い腰を上げ、手早く蒔いた種を刈り取れば、
朝日の中に、沢山のあなたを祝福する者達の笑顔が見れるはずだ。

地獄はこの世にある。
しかし天国もまた、この星の理の中、この世にある。

どちらの世界に行くかは、あなた次第。
いつ行くかも、あなた次第で決められる。
それがこの世なのだ。

あなたは、どちらの人生を歩みたいだろうか？