桜賀和愛美
​#24【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

​​ ​■前回のあらすじ■ ​ ​「ひとまず、犬御神になる」 ​ ​蒲公英(ほくよう)の保身に走らず、自分が最大限できる事を一人でもやろうとしていた“ひとまず”の大きな出方、その意志に、冬の地の守護者、五天布(ごてんふ) […]

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桜賀和愛美
​【悪魔学】「力なき者」にされる悪魔の呪い

​​ ​悪魔の干渉を受けた者達に囲まれて育った者は、 ​虚像の自分を自分と信じ、自身の力を出せなくなる。 ​ ​悪魔の干渉を受けた者とは、養育者とは限らない。 ​ ​あなたを否定する者 ​あなたを貶める者 ​あなたを傷つ […]

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桜賀和愛美
​#23【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

​​ ​■前回のあらすじ■ ​ ​大地の女神安寧(あんねい)の思惑により危ない所を、秋の七草より既(すんで)の所で命拾いした ​冬の地の守護者黒冬(こくとう)は、その足で冬の姫、うつ田姫の屋敷に連れてこられた。 ​ ​ […]

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桜賀和愛美
​【悪魔学】思考に潜む悪魔

​ 自分の頭の中の思考は、 ​実は自分だけのものではない。 ​ ​自分の頭の中の事なのだから ​何者にも干渉されるわけがないと思う事は ​大きな“隙”である。 ​ ​正常な判断が出来ない時に魔はさす。 ​ ​感情に左右さ […]

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桜賀和愛美
​#22【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

​ ​■前回のあらすじ■ ​ ​冬の地維摩(ゆいま)のうつ田姫の屋敷に、秋の七草に誘われ一人の男がやってきた。 ​ ​彼は、冬の地の守護者、五天布(ごてんふ)の黒冬(こくとう)だと、秋の七草の一人藤袴(とうく)が紹介をす […]

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桜賀和愛美
​【悪魔学】力任せに進むとき、悪魔は笑う

​ ​悪魔の種類は色々あるが、 ​大まかに上級か、下級かで分かれる。 ​ ​上級は最早神で、 ​膨大な叡智を持ち、人を良く知り、陽側の神と似たような事をする。 ​時間や時空にも干渉が出来、未知の力を有している。 ​ ​見 […]

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桜賀和愛美
​【悪魔学】正気を失わせる「黒い蝶」

​ ​人が見えない世界の陰に干渉してしまう時、 ​どこから来たのか ​黒い蝶がその人にとまっている。 ​ ​卵が先か?鶏が先か? ​人間の思考が先か?悪魔の干渉が先か? ​ ​恐らく多くの場合思考が先なのだが、 ​黒い蝶 […]

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