小説
#23【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 大地の女神安寧(あんねい)の思惑により危ない所を、秋の七草より既(すんで)の所で命拾いした 冬の地の守護者黒冬(こくとう)は、その足で冬の姫、うつ田姫の屋敷に連れてこられた。 […]
#22【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 冬の地維摩(ゆいま)のうつ田姫の屋敷に、秋の七草に誘われ一人の男がやってきた。 彼は、冬の地の守護者、五天布(ごてんふ)の黒冬(こくとう)だと、秋の七草の一人藤袴(とうく)が紹介をす […]
#21【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 冬の地維摩(ゆいま)のうつ田姫の屋敷に、維摩の王颪王(おろしおう)と、秋の七草の一部、蒲公英はいた。 天変地異が激しくなってから数か月、四季を司る姫達はなるべく外に出ないように努めてお […]
#20【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 「五天布(ごてんふ)の魂の呪縛を解放する」 蓮華は白天社から少し離れた竹林の奥深く、自らの師匠である十重布(じじゅうふ)の臥待(ふしまち)に告げる。 母子山(ぼしざん)の白天社(は […]
#19【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 蒲公英(ほくよう)が冬の地、維摩(ゆいま)の夜鏡城(やけいじょう)で颪王の庇護下にある時。蒲公英が寝起きしていた母子山(ぼしざん)白天社(はくてんしゃ)でも暗雲が立ち込めていた。 白天社で […]
#18【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 五天布(ごてんふ)の1人、秋の守護者である白秋(はくしゅう)と急な別れをした蒲公英(ほくよう)。 目上と思っていた神の領域と言われる人物に「主」と言われ、蒲公英を救うために一人動くと宣 […]
#16【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 大地の女神である安寧(あんねい)に呼び出された、四方の四季の地を守る五天布(ごてんふ)と蒲公英。 それを、蒲公英は冬の地を治める颪王(おろしおう)と、四季の姫であるうつ田姫、それから […]