小説
#15【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 夜鏡城(やけいじょう)の会議の後、秋の地の守護者である五天布(ごてんふ)の白秋(はくしゅう)に呼ばれ、蒲公英(ほくよう)は彼のいる客間にやってくる。 夜も更けた冬の維摩(ゆいま)の地はとて […]
#14【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 春の七草の精霊の1人、繁縷(はこべら)によって、会議に用いる古い重要書類をことごとくだめにされた秋の七草の精霊藤袴(とうく)は、頭に入れている限りの事で話し出す。 地上を創り上げ […]
#13【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 冬の維摩(ゆいま)の地、夜鏡城(やけいじょう)地下の白石でできた間。 安寧(あんねい)の目を欺けるその場所で、古より伝え聞いたものの真実や、現在の状況が次々と明かされる。 千蘇 […]
#11【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
※当時の編集者により誤字脱字があるまま発行された部分がある書籍なので、そのまま書いてしまった部分を後ほど訂正することがあります。今回その個所を発見しましたので、修正をさせて頂きます。今後もこのような事があるかと思いま […]
#10【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 蘿蔔(すずしろ)が犬御神(いぬみかみ)と話し終えた後、直ぐに蒲公英(ほくよう)と蘿蔔の間に割って入って来たのは、秋の七草の精霊である朝顔(ちょうがん)だった。 その後ろからは同じく秋の七 […]
#09【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 蒲公英(ほくよう)は息抜きでやって来た謡谷(うただに)で、見た目は青年の、齢(よわい)七千歳の精霊と鉢合う。 その精霊蘿蔔曰く、ある時から封印されていた自分を安寧が今、蘇らせて […]
#08【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮
■前回のあらすじ■ 蒲公英(ほくよう)は、どこまでも桜の山が続く、母子山(ぼしざん)の隣の謡谷(うただに)に一人向かった。 ここには蒲公英は迷いなく来られるが、この地の別名は「死の森」と言われ […]